もともと筋肉が少ないため血行不良を引き起こす
血行不良は肩こりや肌トラブルを引き起こしますが、太りやすくなるという訳ではありません。運動をする事で筋肉の収縮が起こり、それによるポンプ作用で血流はよくなります。日頃から運動をしていないとこの筋肉のポンプ作用が上手く機能せず、血行不良となってしまうのです。そうすると血液循環がスムーズに行われなくなり、セルライトの原因となる冷えやむくみを生じてしまいます。血行不良を解消すると痩せて一石二鳥!
つまり血行不良の身体は、もともと太りやすい筋肉の少ない身体ということ。血行不良を引き起こす筋肉量の減少は、セルライトの大きな原因の1つなので、逆を返せば、運動をすれば痩せて血行も良くなると言う訳です。
血行が良好になると、血流が身体全体に巡りやすくなるので、身体が温まりやすくなって代謝が上がります。そうすると、栄養や酵素が全身すみずみの細胞まで届きやすくなる、老廃物なども排除されるのでむくみや便秘、セルライトの解消にもつながります。
まずはウォーキングやストレッチからスタート
まずは筋肉を動かす=運動になります。1番手軽なのはウォーキングです。下半身には大きな筋肉があるのでそこを動かすことで血行が良くなります。また、下半身の筋肉をストレッチさせるのも効果的です。硬くなった筋肉をほぐしていくことで、柔軟な筋肉になり、血液の循環がよりスムーズになります。四股を踏むように足を開いて腰をねじるようなストレッチや、ふくらはぎの上げ下げをこまめに行いましょう。後はしっかりと湯船につかること。シャワーだけでなく、38度~40度位のぬるま湯が適温です。熱いお湯の方が汗をかくので良さそうに思われるかもしれませんが、ぬるま湯の方が副交感神経を刺激して血行促進効果が高くなります。また湯船につかると水圧で血流がよくなります。ストレッチも、入浴後の血管が開いた状態の方で行うとベストです。