生煎包(シェンジェンバオ)
この肉汁見えますか?じっくり蒸し焼きされた豚肉から出たスープは格別に美味しい!あなたもリピーターになること間違いなしです!
日本語では焼き小龍包と呼ばれていますが、小籠包を焼いたものではなく、どちらかというと肉まんの皮を薄くしてカリッと蒸し焼きにしたモノ、と説明した方が近いようです。中からトロリと出て来る肉汁は小籠包のそれよりも多く、濃厚。皮の底の部分はこんがり焼けていて、上の部分はやわらかいままなので、まずはこの部分に穴をあけ、中の汁を吸い取ります。ここで間違って一気にかじってしまうと生煎包は大爆発してやけどを負うことになるので注意です(涙)。中に水分がなくなったら、もう安心!残りをパクッと食べましょう。
上海一有名な焼き小籠包店「小楊生煎包(シャオヤンシェンジェンバオ)」は上海っ子も大好き。トリコになって通いつめる人、続出です。
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■小楊生煎包(シャオヤンシェンジェンバオ)
住所:黄河路97号
TEL:021-5375-1793
営業時間:6:30~20:00
豆漿(ドウジャン)
左:豆花、右2つ:豆乳(持ち帰り用)
あまり知られていませんが、上海人の朝食として一番ポピュラーなのが豆漿(豆乳)と油条(ヨウティアオ)の組み合わせです。お洒落に言うと、カフェオレとクロワッサンのような関係で、油条をちぎって豆乳につけて食べる人が多いです。
揚げたての油条。外はカリッと、中はしっとりとしています
豆乳はお砂糖が入った「甜(甘い)」と、葱や海苔が入ったお味噌汁のような「咸(しょっぱい)」の2種類あるので、その日の気分で選んでみてください。お豆腐をやわらかく作り、少しずつすくってお椀に入れ、甘いシロップや醤油味のダシをかけて食べる豆花(ドウフア)も朝ご飯の定番です。いずれもテイクアウト用があります。