上海の治安について

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「安全」と言われる上海ですが、ここも異国の地。自分の身は自分で守らなくてはいけません

上海の治安は、基本的には安全といわれていますし、私も10数年住んでいますが、ラッキーなことに恐い思いをしたことがありません。一度あったとすれば、お財布を落とした後、1分後に気付きその場に戻ったけれど、すでに時遅し!だったことくらい……と自分がしっかりと注意さえしていれば、大きな犯罪に巻き込まれるケースはかなり少ないはずです。

それもこの街には政府高官宿舎、人民軍施設、各国の領事館などがあり、多くの警察が街を警備しているから。そして、外国人の多く集まる繁華街などにもその警察官の姿を見ることができます。

いつも警備の目が光っているので、街中で大きな犯罪を見たりすることは少なく、夜の大通りに女性が1人で歩いていても犯罪に巻き込まれる可能性は高くありません。ただ、すべての面で安全かといえばそうでなく、各所各所で気をつけなくてはいけないことがあります。

スリ、おきびきなどの犯罪

私の友人の例を挙げます。時は冬、厚いダウンを着こんで、ボディーバック(肩掛け)を後ろ向きに掛け、信号が変わるのを待っていました。そして、その横断歩道を渡りきったところで何気なくバックに手を掛けると……なんとバックのファスナーが開けられていました。赤信号の間に、財布とデジカメを盗られてしまったのです(なんとミントだけは残っていた)。

肩に掛けるバックは必ず身体の前方に持つ、そして手荷物は必ず自分の目の届くところに持つ、置くようにしてください。カフェやレストランでトイレなどに行く際バックをそのままにして移動する人がいますが、必ず持って歩くようにしてください。そして、バックはなるべくファスナーのついているものにして、しっかりと閉じるようにしましょう。

バス・地下鉄での犯罪

私自身一度「ひやっ」とした経験があるのが、バスの中でのこと。スシ詰めの満員バスに乗り込み、降りてみるとバックが刃物で切られていたのです。運よく、中身は何一つとして盗られていなかったのですが、このようにバックを傷つけたり、ファスナーのないバックを狙って手を差し込んだりといった軽犯罪は日ごろから行われています。バスや地下鉄など警察官の目の届かない場所では、自分自身がしっかりと気をつけないといけません。