フランス語

寒いのにコートなし?パリジェンヌの真似で風邪を引く(2ページ目)

コートにくるまれて首をすぼめているのは嫌なものですよね。春や秋には、できるだけ軽装で颯爽と歩きたいものです。でも、街で見かけたステキなパリジェンヌの真似をして軽装で歩いてみたら風邪を引いた、なんていうことになる可能性大。どうやら自分の感覚を信じることが大事なようです。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド

どんな服装が良い?

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パリジェンヌの軽快な服装にご用心

そんな訳で、パリジェンヌたちが颯爽と、たとえば寒いのにコートも着ず、ステキなシャツに軽いニットのような服装で歩いているのを見て、「ではわたしも」とマネをすると風邪を引く、なんていうことがあります。十分ご注意ください。

前記のように温度変化がある時には、自分が寒いと感じたら自分なりの調節が必要です。
旅行の際にも、長袖ばかり半袖ばかりの荷造りではなく、幅広く重ね着や調節ができるように計画してみてください。


感覚の違いを示す傘

気候に対する装備で日本人と違いを感じるのは傘です。わたしたちは雨や雪=傘という感覚で、雨が降りそうであれば折りたたみ傘を携帯するという習慣があると思います。雨や雪の日には電車やバスでも「傘をお忘れなく」という車内アナウンスが流れます。ところが、フランスでは雨や雪=傘という感覚ではないようです。

幼稚園や小学校でも傘を持って登校する習慣がありません。なので、上着や冬場のコートも「水はけがよくフードの付いているもの」を選んで買うようになります。校外学習などで学校から出かけるときにも、傘は持たず手ぶらで出かけ、雨が降ってきたらフードや冬は帽子で対応します。先生も傘を持つことはほとんどないので、付き添いで出かけて行って雨が降ると、傘を出していいものかどうかちょっと迷ってしまいます。
子供のころから傘を持つ習慣がないので、大人になっても傘を持つことが少ないようです。

余談ですが、旅行の際には日本から折りたたみ傘をお持ちになることをおすすめします。日本で購入できる傘は、フランスで購入できるものよりもずっと軽く、色・柄の選択も多く、丈夫なように感じます。
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こんなに雪が降っても傘をさす人は少ない



・傘 un parapluie (アン パらプリュイ)
・フード une capuche (ユヌ カプッシュ)


※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。


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