バレエ/バレエ観劇の関連情報

ボリショイ・バレエ 記者会見リポート!(7ページ目)

世界三大バレエのひとつ、ボリショイ・バレエが、約3年ぶりとなる待望の来日を実現! 公演を前に開かれた記者会見には、ウラジーミル・ウーリン総裁ほか主要ダンサーが登壇し、その意気込みを語りました。ここでは、会見の模様をお届けします!

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド


Q:デヴィッド・ホールバーグがゲストではなく正団員としてボリショイ・バレエに入団しました。海外のダンサー、しかも他国でバレエ教育を積んできたダンサーを受け入れるのはとても珍しいこと。今後もそういう可能性はあるのでしょうか? その際、条件となるものとは?

ph

ウーリン総裁

ウーリン総裁>素晴らしいソリストたちがここにいますが、みなロシアのダンサーです。デヴィッドの場合は例外と言っていいかもしれません。ボリショイ・バレエに入る条件があるとしたら、フランス人やアメリカ人、日本人であろうと、ロシア人になる、なりたいという強い気持ちがあること。そして、才能があること。このふたつをクリアしなくてはなりません。これらをクリアするダンサーがあらわれたら、そのときは考慮するようにいたしましょう(笑)。


Q:日本の魅力はどこにあると感じますか?

ph

クレトワ

ウーリン総裁>日本に初めて来たときショックを受けたのが、電車に乗る際の整列乗車。みなさんきちっと列をつくっていた。行列から外れていたひとが何人かいましたが、おそらくロシア人かヨーロッパ人でしょう(笑)。あれを見たとき、日本人とロシア人の決定的な違いを感じました。

クレトワ>私は今回初来日ですが、一番驚いたのは日本の教育です。何かを手渡すとき、日本では必ず両手で差し出してくれる。こういうことは他の国ではあまり見られないことだと思います。


Q:みなさんの中で、ムードメーカー、まとめ役は?

ph

スクヴォルツォフ

スクヴォルツォフ>まとめ役というのは特にいなくて、みんな放し飼い状態です(笑)。それぞれがムードメーカーになり得るし、そういう意味でも全員才能があると思います。ひとりひとりが個性的で、非常に面白いバランスが保たれているのを感じます。




  • 前のページへ
  • 1
  • 6
  • 7
  • 8
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます