2015年スタートの3つの注目タワー
目黒、武蔵小杉、西新宿
早いもので2014年もあと2月足らずとなりました。翌年の2015年スタートのマンションラインナップも、少しずつ情報が入ってきています。ここ10年まず注目物件として挙がるマンションがタワーマンション。最近でも、2011年は、ワテラスタワーレジデンス。2012年は、パークコート千代田富士見ザ タワー、2013年は、Brillia Tower池袋、トミヒサクロスなどと必ずといっていいほど注目プロジェクトがあります。今回は、2015年の新築マンションの注目タワーを3つ紹介したいと思います。約2.3haの「目黒駅前地区第1種市街地再開発事業」がスタート
地上40階の住宅・オフィス棟と地上38階の住宅棟の複合開発
まず最初に挙げたいのが、品川区上大崎三丁目「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」。JR山手線「目黒」駅前の都バス営業所跡地を含む約2.3hの再開発です。現地を訪ねると、2014年8月1日に着工がスタートした敷地にはクレーンが何本もたち工事がスタートしています。敷地の奥には、五反田・大崎のオフィス・マンション群が見えます。見通しが良く開放的な立地です。
プロジェクトでは、2棟の住宅棟と1棟のオフィス棟を配置し低層部には商業施設が入る予定です。敷地内には緑豊かで潤いのある「森の広場」と目黒通りの賑わい形成に寄与する「文化の広場」が整備されます。
事業主は、目黒駅前地区市街地再開発組合で、参加組合員は、東京建物、第一生命保険、大成建設です。住宅棟の総戸数は、945戸。そのうちの661戸が分譲予定です。目黒駅周辺は、東に自然教育園があり西側に目黒川が流れる高台。開放感だけでなくランドマーク的な価値にも注目です。
次のページでは、武蔵小杉と西新宿の注目タワーを紹介します。