夕方から開催されるケチャック・ダンス
毎日開催されているクシマン地域の場所は屋根付きの舞台です。ウブドからの観光の帰路で利用されることが多いです。
物語はラーマーヤナをベースにしています。役者の顔の表情、独特な身振り手振りに注目!
台詞の言葉はわからずとも、ストーリーはなんとなく追えるので、退屈することはありません。会場狭しと大暴れする、ラーマ王子の使者である白猿のハヌマンのパフォーマンスが見物です。物語には常に男性達の迫力ある合唱が伴い、リズミカルな独特のかけ声に圧倒されます。
ウルワトゥ寺院のケチャック・ダンスは海外からの観光客だけでなく、国内からの観光客も多く訪れ、早めに席取りをしていないと観ることができないくらいの盛況ぶりです。
夕日も同時に楽しめる舞台として、タナロット寺院のケチャック・ダンスもありますが、舞台からは直接夕日を眺めることはできません。さらに毎日開催と紹介されていますが、たまに時間が遅れたり、あるいは開演そのものが事情により急に中止になったりして公演は安定していません。
ウルワトゥ寺院に次いで多くの観光客に利用されているのがクシマン地域。屋根付きの舞台で演じられ、天候を気にせず一年中観賞することができます。時間的にはディナーの前に利用されることが多く、ウブド地域からの観光からの帰りなどに便利なロケーションです。夕方にクシマン地域でケチャック・ダンスを観賞した後、次で紹介するサヌール地域でレゴン・ダンスとディナーの組み合わせも定番の観光ルートとなっています。