ベルギー/ベルギーの観光

花の博覧会ゲント・フロラリア(5ページ目)

「ゲント・フロラリア」はベルギー国家より長い200年の歴史を持つ花の博覧会。ベルギー第3の都市ゲントで5年に1度だけ開催されます。今回は貴重な花の祭典のレポートをお届けします。

執筆者:林 瑞絵

全長2.3キロの花マラソン?

あまり怖くない恐竜は会場の人気者

あまり怖くない恐竜は会場の人気者

孤高のフクロウさん

孤高のフクロウさん

他にも様々な企画展示が盛り沢山で、とても全てをご紹介できません。独創的な展示の数々は、さながら“花のテーマパーク”! 来場者は比較的年配の人が多めでしたが、実際に目についた展示の中には、小さな子どもが楽しめそうな作品も豊富でした。大型の動物&恐竜シリーズの前では人だかりも。北海道生まれの私としては雪祭りの雪像を懐かしく思い出しました。

やはり2.3キロに渡るの展示コースの長さは圧巻です。色に満ちた起伏あるコースを進んでようやく出口の光が見えた時には、“花マラソン”を完走し切ったような充実感に包まれました。

ただしあまりの展示量なので少々注意も必要です。ここぞという展示はゆっくりと鑑賞しますが、それ意外はある程度「流しながら見る」のが得策。そうしないと最後まで辿り着くのが大変だからです。マラソンと同じで最初から飛ばし続けると後で辛い、というところでしょうか。

 

思わずベビーカーから乗り出す展示

思わずベビーカーから乗り出す展示

とはいえ初めての場合はそこまで考えが至りません。私もそうでしたが目に映るものを隈無く目に焼き付け、写真に収めようとしてしまいがちです。そのためか最初の会場ホールは渋滞と見まごう大変な混雑ぶり。ところがしばらく進むと、皆その展示の膨大な量をぼんやりと理解し始めます。最後の会場ホールでは疲れて切ってしまう人も多いからか、写真を撮る人も最初にくらべ圧倒的に少なめであるのもなんだか面白いものでした。ちなみにフェリップ皇太子とご家族は、2時間かけて充実の“花マラソン”を完走されたとか。次回の予定は2015年4月開催の予定です。

公式サイトはこちら>>>ゲント・フロラリア
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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