人気のDセグ、ドイツ3ブランドの最新が定番

M・ベンツCクラス

2014年に登場、3ブランドの中で最も新しいM・ベンツCクラス。安全装備は上級モデル同様に、エアサスペンションもオプションで設定される。価格は419万~724万円

Dセグメントは昔から人気のあるクラスで、ドイツプレミアム3ブランドが支配するクラスといっても過言ではない。今でも、その状況は変わらず、3ブランドのうち、その時点で最新のモデルが定番、対抗に少し前にチェンジしたモデル、大穴としてもうじきフルチェンジの熟成モデル、と考えれば分かりやすい。
BMW3シリーズ

2012年に登場、6世代目となるBMW3シリーズ。ハイブリッドやディーゼルモデル、3つのデザインラインなど充実のラインナップ。価格は427万~796万円、M社が手がけるハイパフォーマンスモデルのM3(1104万円)も用意

アウディA4

8世代目となるアウディの基幹モデル、A4。現行モデルの登場は3モデル中で最も古い2008年。価格は453万~617万円。ハイパフォーマンスモデルのS4(822万円)もラインナップ

今、その方程式を当てはめてみれば、最もオススメの定番モデルがメルセデス・ベンツCクラスで、対抗にBMW3シリーズ、大穴がアウディA4となる。各ブランドの開発者は、モデルチェンジから最低2~3年は定番でいられるような進化を目指すから、もし、もうしばらくクルマ買い替えのチャンスを先延ばししたいという人で、このクラスを狙っている方は、アウディA4のフルモデルチェンジを待つというのも賢いやり方だろう。

とはいえ、例えば現時点で評価の高いメルセデス・ベンツCクラスも、のんきにライバルたちのモデルチェンジを待つわけにはいかない。現在、ガソリンエンジンのラインナップしか用意していないが、ライバルたちの追いあげを見越して早晩、ディーゼルターボやプラグインハイブリッドといった“魅力”をさらに追加してくる。
BMW4シリーズグランクーペ

クーぺの4シリーズに加わった、“4ドアクーぺ”のBMW 4シリーズグランクーペ。クーぺよりルーフラインを112mm延長、ルーフ最後部も12mm高くなり後席ヘッドルームを広くした。価格は516万~803万円

そうなってくると、ユーザー側としては、いったいどのタイミングで決心すればいいのやら分からなくなってしまいそうだが、そんなときにはいっそ、BMW4シリーズグランクーペのようにスペシャリティ色の強いモデルを選んでみるという手もある。要するに、一般的な競争の輪から少し外れた位置付けのモデルを選ぶわけだ。外しの美学である。