季節の変わり目は要注意
いつもと同じようにスキンケアをしているのに、突然肌がカサついてしまったり、急にあちこち痒くなってしまったり。今まで使っていたスキンケアアイテムが、浸透しにくくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。それは季節の変わり目によく起こる、肌トラブルの1つかもしれません。乾燥肌だけでなく、混合肌、脂性肌と肌質に関わらず、誰にでも敏感肌になる可能性があります。健康な肌は角質層のバリア機能が、外部からの刺激を防いでくれています。夏の間に厚くなった角質も紫外線が弱まることで薄くはなるのですが、均一ではなくランダムに薄くなってしまいます。また、外気が乾燥してくるため皮膚の水分が奪われ、さらに角質がランダムにはがれて皮膚のバリア機能が低下。いつもなら気にならないちょっとした刺激も、この時期は皮膚のかさつき、かゆみ、赤み、くすみなどを引き起こしてしまうのです。
ピリピリやかゆみは敏感肌のサインかも?
荒れた皮膚のまま放置してしまうと、本格的な敏感肌に。適したケアを続けて、普通肌へと戻していきましょう。大切なのは、保湿を行ってバリア機能を復活させることです。ただし、保湿ケアでさらにかゆみなどが出た場合は、自己判断せずすぐに病院で診てもらうようにしてください。
プラスαでさらに潤う秋保湿
秋の保湿は、いつものケアにプラスαすることがおすすめです。乳液で終わっていたらクリームを、クリームで終わっていたらオイルを混ぜてみてください。オイルは皮脂を補って、肌をやわらかくしてくれます。また、メイクにも工夫が必要。午後2~3時頃が一番お肌の乾燥する時間帯といわれています。朝のスキンケアで、化粧水を優しく浸透させる工程を3回程度繰り返したり、コットンパック、ファンデーションにオイルを混ぜて使ったりなども保湿力を長持ちさせてくれます。また、化粧直しの時には乳液を塗ってからファンデーションをパフやスポンジでのせると、余分なよれたファンデーションを取り去るだけでなく、必要な油分を補えるのでおすすめです。