防犯/防犯関連情報

SNS画像で泥棒・ストーカーがやって来る!?(2ページ目)

気軽に利用しているSNSなどで、自分の個人情報に関わることを不用意に載せることには警戒が必要です。ストーカー被害を招いたり、場合によっては侵入被害に遭ったりもします。個人情報の管理はよく考えて、自己責任として大切に取り扱いましょう。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド


SNSにアップした鍵の画像が…!

ワタシのかわいいクマのキーホルダーです

ワタシのかわいいクマのキーホルダーです

自宅の鍵です。鍵そのものを見せることはないでしょうが、いや、あるかも? 「ウチのはセキュリティレベルの高いキーです。こんな感じ」といって画像を載せたらどうでしょう? あるいは、キーホルダーがかわいいので、と鍵も一緒に写してしまいアップしたら……。

それまでに自宅を特定されるような情報、建物そのものでなくても「窓から見える景色」からでもネットストーカーは探し出します。すでに自宅を特定されていて、さらに鍵の画像が出たら……もうこれは「泥棒さん、いらっしゃい」状態といえます。今どきは「3Dプリンター」もありますし、手先が器用なら糸ノコを使って自分で作ってしまう人もいるでしょう。

合鍵を画像から作ってしまえるのです。また、鍵のヘッド部分に記載された個体番号が知られればメーカーから直接取り寄せることも可能なのです。最近は画像から合鍵を作ってくれるサイトがあるとか、まことしやかに語られています。

自宅は自分の命と財産を預ける入れ物です。その合鍵が誰かに、特に対象者に興味を持っている人の手に渡ったら……あとは何が起きるか想像がつくというものです。

どんな小さなことでも、誰かにとって好奇心や興味の対象になれば重要な意味を持ってくるのです。たとえば、犬などのペットの画像を載せたところとても個性的な見た目や種類だったために、尾行されて自宅を突き止められた……ということもあり得るでしょう。

毎日の楽しい作業=SNSで画像をアップすることが、自分の危険を招く原因にならないように、アップする前によく考えるようにしましょう。もちろん、実際にストーカー被害を受けるなどしたら、警察に相談する勇気を持ち、証拠となる過去の文面などは保存したりコピーしたりして準備しておきましょう。


■関連防犯ガイド記事~ぜひご覧ください!
「ピッキング・泥棒の対策」
「ストーカーの対策」
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