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PDCAサイクル回せると、ゲームは面白くなる?

PDCAサイクルという言葉をご存知でしょうか。ビジネスマネジメントに関わる用語で、PはPlan、計画ですね、DはDo、実行、CはCheck、評価、AはAct、改善。この4つのサイクルを繰り返していくことにより、製品の品質向上などに役立てる手法です。しかしこれ、ゲームプレイにも共通しているところがあると、思いませんか?

田下 広夢

執筆者:田下 広夢

ゲーム業界ニュースガイド

PDCAサイクルが回せるゲームは面白い

ゲーマーの図

目の前の問題を解決するために、あるいは、より効率的にプレイするために、そう行動するプレイヤーはPDCAサイクルを回していることがあります

PDCAサイクルという言葉をご存知でしょうか。いわゆる、ビジネスマネジメントに関わる用語です。PはPlan、計画ですね、DはDo、実行、CはCheck、評価、AはAct、改善。目標や計画を立て、実行に移し、それを評価して問題点を改善し、また計画を立てる、このサイクルをPDCAサイクルといいます。元々は品質管理などにおける手法でしたが、その考え方は広くビジネスで応用されています。

なんでいきなりビジネス用語の話をしているかと言いますと、このPDCAサイクルの考え方、ゲームにも応用できるんじゃないか、似たようなことは言えるんじゃないかと思うんですね。そして、PDCAサイクルがぐるぐる回るようなゲームというのは、とても面白いんです。また、プレイヤーがPDCAサイクルを回せるようになると、ゲームをとても面白く遊べるようになる、という言い方もできます。

というわけで、今回はPDCAサイクルという視点で、ゲームを眺めてみたいと思います。例に挙げるのは「モンスターハンター(以下モンハン)」シリーズです。

モンスターハンターとPDCAサイクル

モンスターハンターの図

少しでも早くモンスターを狩るにはどうしたらよいか?

今更説明するまでもないかもしれませんが、モンハンはその名の通りモンスターをハントする、狩猟のゲームです。巨大なモンスターに立ち向かい、大剣や、ハンマーや、弓などの武器で戦います。狩ったモンスターから得られる牙だとか、鱗などの素材を使ってさらに装備を作り、より強力なモンスターの狩猟を試みます。最大4人のマルチプレイが魅力で、みんなで集まり、思い思いの武器を持って狩りに出かけるわけです。今一番人気のあるアクションゲームと言って差し支えないでしょう。

PDCAサイクルは元々、品質向上のための仕組みなので、そのままモンハンに当てはめると、狩りの品質を向上する、例えばあるモンスターを倒すのにかかる時間を縮める為にPDCAサイクルを利用する、なんていうことだと分かりやすく実践できます。

Planがモンハンおなじみの火竜「リオレウス」を30分以内に倒す、だとして、Do、狩りを実行し、Chek、結果を評価すると35分かかっていた、そこでAct、敵を見つけるのに時間がかかりすぎるのでマップとリオレウスの初期出現位置を覚えてしまおう、という改善案を出します。これで30分で狩ることができれば、次はさらに修正をかけて25分を目標とした計画に挑戦します。

なんとなく何度も狩りをしてタイムを早めるのではなくて、目標とそのための行動を設定し、実行できたかを評価、さらに改善というステップで、狩りの品質を向上していこう、というわけです。

ハイスコアアタックに挑戦するのが楽しい人って、こういうことをもっともっと細かい部分にまで及んでできる人ですよね。さて、今度はさらにこの考え方を応用して、始めて出会った強敵モンスターをどう攻略していくのか、その修練の過程にPDCAサイクルを当てはめてみます。
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