「すっぴんがキレイそう」は絶対的な価値
さらに、冬の朝の洗顔が意外な面に影響していることがわかる面白い結果もあるので紹介しましょう。その前にまず、あなたは「メイクが上手」と言われたいですか? 「すっぴんがキレイそう」と言われたいですか? 答えはもちろん、「すっぴんがキレイそう」ですよね。アンケートでもそのように答える人が9割(91.6%)を超え、ほとんどの女性にとっての絶対的価値であることは確か。ところが、実際にすっぴんに自信がある人はわずか3割弱(29.1%)。素肌の美しさに憧れているものの、なかなかそれが現実には叶いにくい実態が浮き彫りになりました。では、すっぴんに自信がある人は、美容やライフスタイルに“すっぴん美人”をつくるカギがあるのでしょうか。
30代、40代のすっぴん美人は朝洗顔で洗顔料を使う!?
すっぴん美人の朝の洗顔方法について、興味深いアンケート結果を見てみましょう。それは、20代では「水・お湯だけで洗顔する」という回答が多かったのに、30代、40代の人は「洗顔料を使って洗顔する」人の割合がなんと約2倍に増えるということ。年代が上がると、朝の洗顔での洗顔料の使用率が6割を超えるのです。では、反対にすっぴんに自信がない人の特徴はあるのでしょうか。今回の調査でわかったのは、冬の朝の洗顔に迷いがありそうだということ。「冬の朝の洗顔方法がわからない」と回答した人が、すっぴんに自信がある人は約4割(39.3%)なのに対し、すっぴんに自信がない人は5割弱(46.7%)とやや多め。冬の朝の洗顔が、すっぴん美人かどうかに影響を与えている可能性がありそうです。
すっぴん美人の朝の三大習慣が明らかに!
出かけるギリギリまで寝たりせず、朝から食事を作って食べる人が多い
そして、毎朝のライフスタイルについても、すっぴん美人に特徴的なことが! 朝、行っている習慣について調べてみると、回答の上位3つが「洗顔料を使って洗顔する(40.5%)」、「朝食を作る(34.4%)」、「早起き(30.1%)」だったのです。これってどれも美容や健康に関係する習慣ばかり。朝から自分のキレイのために時間を割くこの三大習慣が、すっぴん美人になるためのポイントなのかもしれません。
キメの美しいすっぴん美人へ誘う、冬の朝洗顔とは?
ここまでのアンケート結果を読んだみなさん、“冬の朝も洗顔料を使って洗顔しよう”と思ったことでしょう。そこで、慶田先生に冬の朝のおすすめの洗顔法を教えてもらいました。「まず、洗顔料選びが大切。洗い上がりの肌がきゅきゅっとつっぱるほどハードなものは避けましょう。肌の潤いを取り過ぎず弱酸性の肌を保つものがいいですね。そして、もちろん泡はしっかり泡立てて。洗顔前に手を洗ってキレイにしておくと、泡立ちがよくなります。泡は皮脂分泌が多いTゾーンを中心にのせ、肌と手の間のクッションになるようにたっぷりと。続いて、顔の広い面は指全体で、小鼻や目の周りなど細かい部分は薬指の腹で洗っていきます。汚れはこすったから落ちるものではなく、反対に肌に刺激となるだけ。肌を白桃にみたてて優しく洗いましょう。最後に、すすぐときの水温は人肌よりも少しぬるめのお湯で。冬の朝は寒いですが、熱いお湯を使うと皮脂が取れすぎてしまうので、乾燥が気になる人はとくに注意しましょう」。これであなたも、キメの整ったすっぴん美人へと近づけるはずです!