Sir Thomas Lipton
高級ラインのリプトンシリーズ 一般販売始まる
Sir Thomas LIPTONワンランク上の紅茶シリーズ一般発売
これまでホテルやレストランのみを対象としていたSir Thomas LIPTONシリーズ。2014年9月より一般発売がスタートしました。
Sir Thomas LIPTONシリーズというのは、リプトン紅茶のなかでもワンランク上のシリーズ。約30年ものあいだホテル・レストランなどでしか味わえなかったリプトンプレミアム紅茶が、ご家庭でも楽しめることに。「ダージリン」と「アールグレイ」二つの味が、それぞれリーフティー、ティーバッグ、チルドカップでの展開です。
9月1日から全国発売開始。100gリーフ入り缶 希望小売価格 1400円(税別)
日本でもたくさんの人に親しまれるのが「ダージリン」。
上質な茶葉に多く含まれる新芽の部分もたくさんブレンドしているようです。Sir Thomas LIPTON ダージリンは、マスカテルフレーバーを引き立たせつつも、紅茶らしい渋みをもしっかりと出したブレンド。後味もとても心地よい。
Earl Grey アールグレイ
同シリーズアールグレイは、スリランカとインドネシアのブレンドで、ストレートが特に飲みやすく、バランスのとれた仕上がりに。
ゆったりとワンランク上の味を楽しみたい人は、缶(100g入り、希望小売価格1400円+税)に入ったリーフティーがおすすめ。カジュアルだけど、味にはこだわりたい人には、ティーバッグ(2g×12袋)(希望小売価格300円+税)も。用途に合わせて選ぶことも可能ですね。
チルドも本格派
使用する茶葉や抽出法にもこだわったチルドタイプ
チルドカップも負けていません。一般的に、紅茶を入れて時間が経ちすぎると、どうしても風味が落ちてしまう。そこで、ペットボトルやチルド紅茶メーカーはさまざまな加工を施しています。
Sir Thomas LIPTONシリーズのチルドカップに関しては、使用する茶葉をチルドに合うように調整したり、特別の抽出法をとることで高いクオリティの維持に努めているようです。
ダージリンは、茶葉の渋みが出すぎないように、旨み成分テアニンを引き出せるよう、低温でじっくりと抽出しているとか。この商品には、わずかですが甘みが付いています。しかし、入れたてのアイスダージリンティーを飲んでいる感覚。
アールグレイミルクティー(10月14日販売スタート)については、リーフティーとは異なり、香り高いヌワラエリアの茶葉を100%使用し、ミルクティーに仕立てているそうです。
チルドカップは、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなど)で販売。希望小売価格150円(税別)。
LIPTON 味の番人
ティーエキスパート 江間俊也さん
テイスティングなどを行う環境にもリプトンの基準がある
紅茶の風味も産地によって違う
リプトンのティーエキスパートと呼ばれるひとは、世界に60名ほどいるとか。茶葉のテイスティング、買い付け、さらにブレンドまでを行うリプトン紅茶のプロ。
インドやケニアの紅茶生産地に多いそうですが、日本やアメリカのような消費地にも。日本でただ一人のリプトンティーエキスパートは、江間俊也さん。江間さんは日本向けのリプトン紅茶をすべてコントロール。日本の水に合う、消費者の嗜好に合う紅茶を手掛けています。すでに販売されている紅茶は、「そのブレンドがいつ誰が飲んでも常に同じであることが大切」と江間さん。ティーテイスティングやブレンドは、日常生活から多くの影響を受けるとか。お酒やたばこ、極度に刺激のある食べ物などは控え、リプトンの味を守り続けています。
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