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3歳の子ども達が喜んで聴いてくれるお話を練習しましょう!

2014年の4つの課題の特徴や、難易度、練習のポイントについて解説します。この試験では「絵本や道具を使わずに3歳児20名の集団が集中して聴けるようなお話を行う」ことが求められています。この条件ですと、絵本の文章のままでは伝わりにくい部分もあり、そこをどのように工夫し表現するのかが評価されます。

どのお話が取組みやすく感じるかは、人によって様々です。解説はあくまでも参考として、あとはご自身の感性で、豊かに表現できる題材を選びましょう。

うさぎとかめ

うさぎのスピードと かめのゆっくりした動作を、口調や動作を工夫して表現することがポイントです。3歳児には、セリフのやりとりでお話を展開していくことが喜ばれますので、わかりやすい表現で表情豊かに話しましょう。2014年の4つの課題の中では易しいほうに入ると思います。

 

おむすびころりん

小さくてかわいらしいねずみたちの歌や話す様子と、おじいさんのゆったりした動きや優しい表情を、3歳児にも わかる言葉や表情で伝えましょう。2014年の4つの課題の中では易しいほうに入ると思います。

 

3びきのこぶた

3びきのこぶたそれぞれの個性、さらにオオカミ、ナレーション、と5人の演じ分けが必要になりますので、2014年の4つの課題の中では最も難易度が高いと思われます。この物語は、年長児向けのナレーションで難しい表現のバージョンもあります。あくまでも3歳児20名向けの言葉を大切に、台本をアレンジしましょう。

この『3びきのこぶた』は、日本の幼児教育現場や 子どもに絵本を与える親たちの間で、原作の残酷な結末に賛否両論があります。こちらが、結末を改作していない原作に忠実なバージョンです。ただし結末を変えないにしても、3歳児20名向けで3分以内という条件のもとでは、大幅なアレンジが必要となるでしょう。


にんじん、ごぼう、だいこん

登場人物3人の個性を演じ分ける工夫がされているか、ということが評価のポイントとなるでしょう。このお話にも、様々なバージョンがありますが、その中でもよく読まれている絵本を紹介します。これらを参考に、3歳児20名の集団に、物語のイメージが伝わる言葉を選び、台本を作りましょう。2014年の4つの課題の中では難易度はやや高いと思います。

 

 


絵本を参考に、保育士試験の出題内容・条件に合わせた台本の作成例が載っているテキストもあります。また、動画教材では実演を収録しています。3歳児20名に受け入れられる言葉の選び方や話し方のポイントなど、参考にしてみてください。

■参考
  • 言語表現に関するこれまでの記事
保育士試験 実技(7) 言語―台本作成のポイント 
保育士試験 実技(10) 言語―試験本番の流れ
  • 実技試験全体のねらいや合格率についての記事
保育士試験 実技(1) 試験のねらいと合格率 
保育士試験 実技(11) 2014年実技試験のポイント 「絵本ナビは、絵本のためしよみができる、参加型の絵本・児童書情報サイト。お子さんの年齢やテーマ、みんなの評価・感想やランキングをもとに、楽しみながら次に読む一冊を選ぶことができます。」(同サイトより)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。