保育士なったら読みたい本!

保育士になったら見ておきたい本

保育士になったら見ておきたい本

保育士に転職して、これから仕事を始める方、または始めたばかりの皆さんにお勧めの本をご紹介します。気軽に読める、それでいて内容充実の2冊です!本をご紹介する前に、わたしの転職エピソードを少しご紹介したいと思います。
 

 

保育士試験に合格、転職はできたものの……

わたしも保育士試験で資格を取得し、29歳で保育士に転職しました。2003年のことでした。当時はまだ、わたしたちのような転職者を採用する態勢が、保育園の側に整っていなかったように思います。わたしが就職した保育園(認可の私立)では、保育士は全員、大学・短大・専門学校の保育士養成課程を卒業しており、わたしのようにたった1年の独学で資格を取得した社会人を採用することは初めてのことだったようです。

その結果、わたしはたいへんな苦労を経験しました。研修のシステムはもちろん無く「周囲の先生方に教わってくださいね、やっていくうちにいろいろわかるようになりますから」と、いきなり現場に放り込まれ、3ヶ月間のフリー(各年齢の担任がいない時間帯の補佐)を経て、4ヶ月目の4月には0歳児の担任を任されてしまいました。

「周囲の先生方に教わる」と言っても実際には、保育園の仕事はたいへん忙しく、先輩方も自分の仕事をこなすことで精いっぱい、後輩の指導を丁寧にする時間はない、という状況でした。そんな状況でしたが、なんとか一人前になりたい一心で、自分の仕事の終わった後に先輩方の保育室を見学させてもらったり、職員室での仕事中におしゃべりをしながら様々な質問をしたり、日々の交流のなかで身に付けていくしか方法がありませんでした。

今では、保育士試験から保育士に転職する人がとても増えたと思います。それに伴い、そんな転職保育士の「困った」を助けてくれる情報も随分と増えてきました。

前置きが長くなりましたが、保育の仕事に転職した皆さんが、日々の実践を通じて一人前になるためにぜひ持っていてほしい本を2冊、ご紹介します。
 

保育園の仕事がわかる! 転職者必携本

29歳で転職したわたしが経験した苦労について長々と語ってしまいましたが、皆さまご安心ください(笑)。あれから10年がたった今では、こんな素晴らしい本が出版されているのです!これから転職する皆さんをお助けすべく情報収集をしている中で、出会った本です。

0・1・2歳児担任の保育の仕事まるごとブック
3・4・5歳児担任の保育の仕事まるごとブック


この本の中では、保育の仕事について、一日の保育と年間の保育の流れについて書かれており、まず全体の流れをつかむことができます。実際に「あるある!」なことばかりが書かれており、多くの保育園での実際の場面に密着した内容となっています。

さらに、
  • 保育の基本
  • 指導計画って何?
といった項目もあります。これを読むと、実際に保育園で仕事をしているとき、職員会議や保育案の作成等で先輩方が話し合っている内容について、根本的な考え方や目指している方向性(ねらい)を理解することができます。先輩方が何を考えてこのように計画したり提案しているのか、ということを正しく理解できると、自分だけ的外れな考えや計画をしなくてすむようにもなりますし、もちろんスキルアップの助けにもなると思います。

さらにわたしが「こんな本がほしかった!」と思った部分は、
  • ストレス発散の勧め
  • 気分転換をして、明日の保育をもっと元気に!
といった、自分自身の健康管理についての項目があることです。これはつい軽視しがちですがとても大切な項目のひとつです。

わたしが新人保育士だった頃は、ただがむしゃらに頑張り続け、動けなくなるまで働き続けてしまった不器用なタイプでした。これから転職される皆さんには、健康第一で、保育の仕事を長く楽しく続けていただきたい気持ちで、ぜひともお勧めしたい項目です。

また、今回ご紹介した2冊は、充実の内容がかわいいイラストやマンガで読みやすく構成されており、気軽にかばんに入れて持ち歩けるサイズなのも魅力です。


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