いよいよ世界初演を迎える『To Belong/ Suwung』。
今回の作品の終着点、Suwungで成し遂げたいものとは?
(C) TOKIKO FURUTA
音楽だけではなくて、ダンスのためであり、映像のためにつくっている訳だから、総合した芸術としてみられたいという気持ちが僕の中にある。“あの音楽良かった”と言われるよりも、“あの作品良かった”と言われる方が嬉しい。その中で次への課題が見つかって、また違う分野のディレクターたちが共有して走り出す。大切なのは、次に向けての課題が見つかることなんじゃないかなって気がします。
(C) TOKIKO FURUTA
北村>ダンスの面では本当に個性が強い方々ばかりで、みんなテクニックが違うんですよね。そうした異なるバックグラウンドを持つダンサーが個性を消さずに良い面を出しながらひとつのダイナミクスをつくる、というのは重要なところだと考えています。
作品としては、コレを守っていこうという集約的なものではなく、同時多発的なものなので、目指すところはとにかく沢山あります。いろんいろなことが起こりながらいろいろな形で伝わっていくのがSuwungという現象であり、最終的に観ている方々にそれを感じていただけたらと思っています。
(C) TOKIKO FURUTA