- Q1:ドレス試着はいつから、どこではじめる?
- Q2:ドレスショップの予約は必要?
- Q3:彼氏とドレスを見に行っても大丈夫?
- Q4:ドレス選び、彼氏以外には誰を連れて行く?
- Q5:初めてのドレス試着、何を持って行く?
- Q6:ドレス試着当日の流れは?
- Q7:ドレスの試着はどのぐらい時間がかかる?
- Q8:1回でウェディングドレスを決めなきゃいけないの?
- Q9:試着時の費用は? どれだけお金がかかる?
- Q10:担当者の変更はできる?
- Q11:ドレスの試着は何回行く?
- Q12:新作ドレスはいつ入荷するの?
- Q13:結婚式場の提携ドレスショップ以外でドレスを借りたらダメ?
- Q14:試着前の背中の毛やぶつぶつの処理は?
- Q15:試着日に生理が被ってしまったら?
Q1:ドレス試着はいつから、どこではじめる?
結婚式の日取り&会場が決まれば、ウェディングドレス選びはすぐにでもスタートできます。多くの花嫁は、挙式・披露宴のおよそ6ヶ月前からドレス選びをはじめます。
ドレス選びは、会場の提携ドレスショプ、提携外のドレスショップ、ブライダルフェアの試着会などでおこなえます。
提携ドレスショプの場合は、会場から紹介してもらえますが、提携外のドレスショップなら自分で予約を入れます。ブライダルフェアの試着会なら、会場の提携ドレスショップが一気にチェックできるので便利です。
レンタルドレスの場合、試着で気に入ったドレスが見つかれば、そのドレスをひとまず予約、ドレスショプと契約します。その後の試着でもっとステキなドレスが見つかれば、予約しているドレスを変更することは可能です。
ただ結婚式場の予約と違って、ドレスの場合はサイズ直しやクリーニング等のメンテナンスがあるので「挙式日」と「その前後」の日程を押さえることになります。たとえば土曜日の挙式だと、少なくとも前後の金曜日&日曜日に空きの空きがあるドレスしか借りることができません。
だから人気のドレスは挙式会場以上に、空き日程が少なくなっている可能性も! ドレスにこだわりたい花嫁は、会場が決まったらすぐにでも試着をスタートさせるのが鉄則です。また結婚式の大人気シーズン、春・秋に結婚式を迎える花嫁も、挙式数そのものが多い時期なのでドレス選びは早くはじめましょう。
Q2:ドレスショップの予約は必要?
多くのドレスショップは完全予約制。もちろん予約不要のところもありますが、他の花嫁様の試着中で待ち時間が長くなったり、本番の挙式やブライダルフェアなどへの貸し出しで着たいドレスがない場合も。予約しておく方が安心です。特に人気ドレスショップの場合は、土日などは予約が埋まっていることも多いので早めに予約を!
予約方法は、提携ドレスショップの場合、結婚式場のプランナーが初回予約を入れてくれることがほとんど。会場側に提携ドレスショップが無ければ、自分の好みだけでドレスショップを自由に決められます。インターネットや結婚情報誌で気になるドレスショップをチェックして予約を入れましょう!
ドレスショップの予約方法は、電話、メール、HPの予約フォームなどのネット予約とさまざま。予約では、「両家名」「挙式日」「挙式会場・披露宴会場」、ショップによっては普段の洋服のサイズや靴のサイズなども聞かれます。試着に行きたい日が迫っている、すぐに予定を決めたいなら、電話での予約がスムーズです。
Q3:彼氏とドレスを見に行っても大丈夫?
彼氏とドレスの試着に行ってもOKです。むしろ初めての試着の時は、ぜひ2人で行ってほしい! 彼女のドレス姿に、きっと彼氏は大感動してくれるはずです。どんなに長く付き合ったカップルでも、ウェディングドレス姿を見るのは初めてですから。花嫁様のドレス姿を見て驚く花婿様の顔は、スタッフ側からみても幸せな気持ちになります。彼女のウェディングドレス姿をみて「結婚するんだ」という認識が高まる花婿様も多いので、初回フィッテングは是非お2人で!
2回目以降の試着は、彼氏ぬきでもOK。何着か試着を重ねると、彼氏の反応は薄くなりがちです。多くの男性からすると、ウェディングドレスは「白いドレス」であって、デザインや素材の違いにまで目を留めてくれる方は少数派。これは仕方のないことだと思って彼氏の気持ちを汲んであげて。最初のフィッテングだけは彼氏と一緒に、次のフィッテングはお母さんと…といった流れがおすすめです。
ドレスショップへ彼氏と一緒に行くなら、気にしておきたいのは試着時間。ドレスをただ着るだけではなく、ヘアアレンジをしてもらったり、アクセサリーなどの小物をつけてもらったり…ドレス試着は1着着るだけでも時間がかかります。普段から気長にショッピングに付き合ってくれる彼氏なら心配ありませんが、ほとんど待ち時間になるので彼にはその覚悟と準備を。スマホはもちろん、本や雑誌、新聞など暇つぶしができるものを持ってきましょう。ドレスショップにも雑誌などが置いてありますが、結婚、結婚式に関するものしかありません。
Q4:ドレス選び、彼氏以外には誰を連れて行く?
彼氏以外には、花嫁の母、姉妹と一緒にドレス選びをする花嫁が多いです。花嫁の母、姉妹はドレスフィッテイング自体を一緒に楽しんでくれる上に、客観的な意見を言ってくれることが多いので、最強のアドバイザー。また何でも言い合える親友もアリです。最終的なドレス決定は花嫁自身がおこなうとしても、客観的な辛口意見も貴重です。
また担当してくれるコーディネーターやスタイリストのアドバイスも参考にしましょう。ホテルや結婚式場の提携ドレスショップは、特に会場のことをよく知っています。バンケット(披露宴会場)のインテリアや雰囲気、ライトの当たり方や、自然光の入り方などからも、ドレス選びのアドバイスしてくれるはず。プロのコーディネーターからは、ただ単に「似合う」「かわいい」といった雰囲気だけの意見ではなく、根拠のあるアドバイスが得られるのでぜひ参考にしてみて。
Q5:初めてのドレス試着、何を持って行く?
必ず持っていかないと試着ができない! という物は無いのですが、あると便利なものはこの4つ。
- ストッキング
- ストラップレスブラ
- カメラ、スマホ
- 着たいドレスのイメージ(SNS、雑誌の切り抜きなど)
【参照】Instagramで、お気に入りのドレス写真を探す&保存する!
Q6:ドレス試着当日の流れは?
1. カウンセリングシート/アンケートの記入
カウンセリングシートやアンケートには、名前や挙式日、時間、会場名、バンケット(披露宴会場)名など、結婚式に関することから、着たいドレスや和装の種類、どんなラインやデザインが好みなのか等、さまざまな質問があります。
2. カウンセリング、ドレス選び
記入したカウンセリングシート、アンケートを元に、ドレスコーディネーターやドレススタイリストのカウンセリングを受けます。担当制のショップであれば、挙式当日までドレスの担当をしてくれます。毎回フィッテングのたびに担当コーディネーターが変わるドレスショップもあります。
実際のドレス選びは、一般的なアパレルショップと同じように、ずらっと並んだドレスを見ながら試着してみたいドレスを選ぶスタイルのお店と、iPadなどでドレス写真を見て、気になるドレスをバックヤードから出してきてもらうスタイルがあります。またドレス着数が多いショップは、一部のドレスが自由に見られるようになっており、その他のものはiPadなどの端末で選ぶスタイルになっています。
どんなスタイルの店舗であっても、「着たいドレスのイメージ」をもっておくことは大切。ドレス着数が多いショップなどでは特に、なんとなくでも大丈夫なのでどんなドレスやデザインが好きなのか、ドレスショップに行く前までに、ショップのホームページやSNSなどでチェックしておきましょう。着たいドレスのイメージが沸かなくても、反対に着たくないデザインなどがあればそれを伝えるのもOKです。
3. 試着
試着の時は、脱ぎ着しやすいファッションがおすすめ。前開きのタイプだと髪型も崩れません。ペチコートやタップパンツなどを履いていく、または持っていけば下着姿の恥ずかしさが激減します。挙式当日にも使えるので1枚あると便利です。
ヘアスタイルは、コーディネーターがアップスタイルなどにアレンジしてくれるドレスショップが多いので、必ずしもまとめていかなくても大丈夫。ただ、まとめていくと試着がスピーディ。試着を待つ彼氏を待たせる心配もありません。
初回に試着をするドレスは3~4着ぐらい。あまりたくさん着ても分からなくなるので、3~4着ぐらいが妥当です。またドレス試着は意外と体力を使います。判断力も鈍るので、無理せず適度な着数で。
4. 見積もり/プランの説明
試着したドレスの中から、気になるドレスをピックアップ。気に入ったドレスで見積もりを作成してもらいます。
また提携ドレスショップであれば、会場ごとにプランが用意されていることが多いのでプランの説明を受けます。プランによっては新作ドレスや、特定のブランドが除外されていることもあるので、内容をよく確認しましょう。また2着目からの割引率や、プランについている特典なども併せてチェック。わかりにくい点は遠慮なく聞いておきましょう。
5. 契約/仮予約
ドレスにも、料金にも納得できたら契約を結びます。契約書への記入、内金(申込金)を支払います。
内金(申込金)はショップによって金額が異なります。会場と提携のドレスショップの場合、内金(申込金)が必要ないことも。この内金(申込金)は、衣装代に充当され、一定期間を超えてのキャンセルの場合はキャンセル料にも充てられます。
まだ「他のショップもみたい」「いまいち決め手にかけるが、気に入ったドレスが無くなるのも嫌だ」といったお客様に向けて仮予約システムをとっているショップもあります。一定の期間(たいてい1週間)、ドレスを予約して押さえておくシステムです。仮予約の間は、他の花嫁にドレスをとられることはありません。安心してドレスを見比べることができます。
Q7:ドレスの試着はどのぐらい時間がかかる?
ドレスの試着は2~3時間ぐらいかかります。だからドレスショップ巡りも最大1日3件が限度。ドレス試着は意外にも体力を使うので、スケジュールを詰め込み過ぎないように! たくさんドレスショップを巡っても、試着に疲れてどれも同じようなドレスに見えてきます。慌てて決めてしまわないように、余裕を持ってショップめぐりをしましょう。
Q8:1回でウェディングドレスを決めなきゃいけないの?
たった1度の試着でドレスが決まる花嫁もいれば、何度もドレスショップに足を運んでやっと決まる花嫁もいます。1回でドレスを決める必要はないので安心してくださいね。
どちらかと言うと最初のドレス試着・下見は「ドレスを決める」というより、ウェディングドレスを借りる「ドレスショップを決める」というイメージです。ドレスショップと契約を結んだあとでもその後のフィッテングでもっと素敵なドレスが見つかったら変更してもOKです。
Q9:試着時の費用は? どれだけお金がかかる?
ドレスの支払いは、結婚式で着る1着が決まった後になります。最初の試着では、ドレス代の支払いは無いので安心してくださいね。
ただ多くのドレスショップでは、契約の際に内金(手付金、申込金)がかかります。ドレス代金の10%や、一律5万円など、会場やドレスショップによって金額はまちまち。ただし後日の振込などでもOK。初回はあまりお金の心配はしなくても大丈夫です。(ちなみに、内金はドレス代に充当されます。)
また印鑑なども持って行く必要はありません。印鑑が契約・成約時に必要だったとしても、後日で大丈夫。試着当日は身軽に、そして冷静な判断力を持ってドレスショプに行きましょう。
Q10:担当者の変更はできる?
多くのドレスショップでは、ドレスのコーディネーターやスタイリストがあなたの「担当」として、ドレス選びをサポートしてくれる「担当制」をとっています。まれに担当者が合わない、対応に納得できないなど、不満を持ってしまうことも。
もし担当者がどうしても合わない、対応に不満があるなら遠慮しないでドレスショップに相談しましょう。結婚式までの期間付き合う担当者との信頼関係はとても大切。最初に不満があっても、しっかり話し合いができるドレスショップならかえって安心です。担当変更をお願いしても、その後の対応が悪くなったりすることはないので安心して! 遠慮しないで相談しましょう。
Q11:ドレスの試着は何回行く?
1度の試着でウェディングドレスが決まる花嫁もいれば、何度もドレスショップに足を運んで決まる人も。2~3回ぐらいの試着で決まる花嫁がほとんどです。特に試着の回数は決まっていないので、納得できるまでドレス選びをしましょう。
試着の回数よりも気に留めておきたいのは、準備スケジュール。ドレスが決まらないとお花やヘアメイクなども決まらず、準備が滞ってしまう可能性も。結婚式直前にバタバタと準備をこなす事態を避けるなら、挙式の3~4ヶ月前ぐらいにはドレスを決定しましょう。その後の結婚準備が格段にスムーズになります。
Q12:新作ドレスはいつ入荷するの?
日本ではウェディングドレスの新作発表は、1~2月と8月頃が一般的。ブランドやドレスショップによっても多少異なりますが、3月以降と9月以降に新作が入荷し始めます。
いち早く新作のウェディングドレスを試着したい花嫁は、3月~4月、9月~10月ごろのドレスチェックがおすすめです。
Q13:結婚式場の提携ドレスショップ以外でドレスを借りたらダメ?
結婚式場の提携ドレスショップ以外でドレスを借りてもOKです。ただし注意したいのは「持込料」。結婚式では、提携しているショプ以外のアイテムやサービスのことを「持ち込み」と言い、持ち込みをするアイテムなどに対して「持込料」や「保管料」などの別料金が発生することがあります。
また持ち込みそのものを禁止している会場もあれば、どんなアイテムでも自由に無料で持ち込める会場もあり、会場によって対応はさまざま。ドレスの持込料がかかる場合でも、ドレスショップの中には持込料の一部、もしくは全額負担をしてくれるところもあります。
また結婚式場への相談も必要。会場によっては理由次第で持込料の免除や、割引をしてもらえるケースもあります。さまざまな理由がありますが、持込料が発生する理由の1つとして、ドレスショップから、会場へ支払われる紹介手数料の代わりに持込料が発生するようなものですから。交渉の余地ありです。ドレスの持ち込みを考えはじめたら、ひとまず会場側に相談、そして交渉しましょう!
Q14:試着前の背中の毛やぶつぶつの処理は?
腋、腕のムダ毛は処理しておきましょう。背中の毛が気になるなら、上部だけでも処理しておく。背中のニキビもぶつぶつなども、試着時は特に気にしなくてOK。コーディネーターは、多くの花嫁様のフィッテングをお手伝いしているので、実はそんなに気にしません。だから最低限、腋の脱毛だけでも。腋は汗もかきやすく、ドレスも触れるので、マナーとして処理しておきましょう。
ただし結婚式当日は、ムダ毛も背中のぶつぶつもニキビも、シミもちゃんと処理&ケアしておくこと。脱毛も背中のケアも時間がかかるので早めに取りかかって! 背中が開いたデザインのドレスを着るなら、背中のケアはマストです。
【参照】「花嫁に死角無し!挙式当日までの背中磨き」
Q15:試着日に生理が被ってしまったら?
体調が悪くないのであれば、そのまま試着へ。ペチコートやフレアパンツなどの下着を持っていくようにしましょう。サニタリーショーツで試着するよりペチコートなどを着て試着するほうが恥ずかしさもない上に、ドレスを汚す心配も減ります。ペチコートなどは挙式当日も使えるので、用意しておくと良いでしょう。またドレスを着る前にトイレに行っておきましょう。
試着時間は2時間ぐらいの長丁場になり、意外と体力もいるので、体調を万全に。貧血などもあれば早めにコーディネーターに伝えておきましょう。
【写真提供】
TAYAGA(タガヤ)
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