ウェディングドレスの決め方・選び方とは?
ウェディングドレスの決め方・選び方とは?
挙式の3カ月~2カ月前ごろになると、どんなにウェディングドレスを迷っていても、そろそろ1着に決定する必要があります。いろんなドレスを試着し、最終的に2着までは絞り込めても、ここからどちらのドレスにするか決められず悩む花嫁は少なくありません。
ドレスがなかなか決められない花嫁に、ウェディングドレスを1着に決定するための7つの“落としどころ”をお伝えしましょう。 運命の1着を後悔なく決めるヒントにしてくださいね。
<目次>
1:ウェディングドレス選びに迷ったら、人の意見も聞いてみる
花嫁がチェックしにくい後ろ姿はぜひ花婿や一緒に試着に来てもらう人にチェックしてもらいましょう! 写真提供:WHITE DOOR
絶対にドレス姿を挙式前には見せたくない! という花嫁以外は、まず人の意見を聞いてみましょう。
ウェディングドレス選びは普段のお洋服の買い物と違って、どうしてもテンションが上がりがち。「どう見られるか」という客観的な目がついついおざなりに。
だからまずは彼や親、姉 妹、親しい友人に聞いてみること。特に同性でもある女性陣の意見は的確です。
女性の多い会社でお勤めされていた花嫁様の中には、同僚たちに多数決をとったツワモノも。およそ半年かけてドレス試着をしていくと、花嫁自身はどうしても自分が選んだドレスたちに愛着が湧くもの。その点、いわゆる他人は、それぞれのウェディングドレスに対する思い入れも無く、ただただあなたに似合っているかどうかを客観的に見てくれます。
挙式前にドレス姿を見ると友達も楽しみが減るのでは……と心配するかもしれませんが、当日はヘアメイクやアクセサリーなども完璧な状態なので、試着時のドレス姿とは比べものになりません。
さらに挙式当日は幸せオーラがあふれ出て、より美しい花嫁姿をゲストにお見せできるので、あまりナーバスになる必要はないでしょう。
2:ウェディングドレスは結婚式場に合わせて決める
ガーデンウェディングや自然光がたくさん入る会場などは、照明もドレスを絞り込む際の重要ポイントです
ウェディングドレス決定において、結婚式場のイメージに合わせてドレスを選ぶことは大切なポイント。会場の壁やフロアの色、窓がある会場なのか、広さなども考慮してドレスを決めましょう。
ゴージャスなホテル、自然光あふれるゲストハウス、モダンなレストラン……会場のタイプはさまざまです。会場の照明や窓の数、ゲスト数や会場の広さなどの要素からドレス決定の判断を下すこともできます。
例えばカラードレスの場合、自然光あふれる会場ならブルー系が、ホテルなど照明が強いところではレッド系の方が、肌をくすませることなく、映えるといわれています。
結婚式場とドレスのイメージが合うかどうかは、ドレスを担当するコーディネーターはもちろん、結婚式の担当プランナーに相談してもいいでしょう。
結婚式を行う会場はもう変えられない要素ですから、その会場の雰囲気を考慮してウェディングドレスを決めることはとても大切です。
3:迷ったら、最初のウェディングドレスに立ち戻る
ドレスの一目惚れはよくあること。たくさん試着しても、最初のドレスに戻る花嫁はとても多くいらっしゃいます。カットレースの美しいこんなドレスなら一目惚れも致し方ありません 写真提供:WHITE DOOR
最初の試着で一番気に入ったウェディングドレスに決めるのも一つの手。初めての試着時は、ドレスを見て純粋に自分の好みだけで決めるので、いわば原点。試着をたくさんしても、結局は最初に気に入ったドレスを、最終の一着に選ぶ花嫁は多いもの。
試着を何度も重ねて、ドレスを見慣れてくると、やたらと細かいところが気になるようになったり、ドレスに詳しくなり過ぎて迷いのループにハマる確率も高くなります。
だからドレス選びに迷ったら、最初の試着で気に入ったドレスに立ち戻ってみてください。特に思い入れも強くなりがちなウェディングドレス決定には効果大! 自分の好みの原点に戻って決める、シンプルですが納得しやすい決定方法です。
4:ウェディングドレスが決まらないなら先に花婿のタキシードを選ぶ
花嫁花婿が並んでのバランスが大切です。タキシード選びも手を抜かないで!
結婚式の衣装は、花婿・花嫁のバランスがとても大切。だったらどこまで悩んでも決まらないドレスはさておき、彼のタキシードを先に決めましょう。花婿が似合う色やタキシードの種類などから、ドレスを絞り込むことができますよ。
花婿のお色直しがないのであれば、特にアレンジしやすいタキシードを選びましょう。
ウェディングドレスからカラードレスに色直しする花嫁に、全く変わらない花婿のタキシード姿は少し寂しいもの。タキシードは変えないとしても、シャツやタイ、ポケットチーフなど小物類のコーディネートを楽しみましょう。カラーシャツなども合わせやすいタキシードを選べば、イメージも変えやすいのでオススメです。するとそのタキシードに合わせたドレスを選ぶことになり、ドレス決定の悩みが一気に解消されます。
5:とにかく「細く見える」ウェディングドレスを選ぶ
ふんわりとしたチュールがウエストの細さを強調して、よりスタイルよく見せます 写真提供:WHITE DOOR
ドレス選びに迷ったら、とにかく細く見える、小顔に見えるドレスを選ぶこと。どちらのドレスのデザインも気に入っているのであればなおさら、細く見える・小顔に見えるというポイントで絞り込みましょう。
小顔に見えるかどうかは、特にネックラインにかかっています。ネックラインの肌見せ具合がポイント。ネックラインの空きによっては、顔が大きく太って見えることがあります。
全体的にスリムに見えるポイントは、ウエストラインとスリーブラインが特に重要。二の腕の太さやウエストの位置があなたのスタイルを決定します。フレンチスリーブなど、二の腕の一番太いところが強調されるスリーブや、ウエストの位置、デザインをチェックしましょう。
ウェディングドレス姿の写真は一生残るものなので、スタイルがよく見えるドレスに決定することは後々、後悔しにくいはずです。ここは客観的に見て、どちらがより細く、小顔に見えるかを検証してみてください。
6:ウェディングドレスに悩んだら、迷わず新作ドレスを
トレンドの軽やかなマテリアルは、花嫁らしい可憐な印象。春夏の花嫁には特にオススメです 写真提供:WHITE DOOR
どちらのドレスも甲乙つけがたいのであれば、やっぱり新作ドレスを選んじゃいましょう。どちらのドレスがより新しいのか、担当コーディネーターに確認するだけ。これだけでドレス決定の悩みから開放されます。
単純な決め方ですが、周りも結婚する人が多い結婚適齢期の花嫁には、特におすすめ。当たり前ですが、新作のほうが着ている花嫁も少ないので、同じものになることもないでしょう。
同じドレスを着て悪いことはないですが、やはりウェディングドレスドレスは特別なものです。過去に結婚した友人たちともかぶる可能性のない新作ドレスを選ぶことは、実は単純ですが理にかなった決定方法です。
7:どうしても決まらないなら、お気に入りポイントを挙げてみる
ネックラインから肩にかけての肌見せが女性らしいウェディングドレス。ステキなドレスには、お気に入りポイントが溢れてくるはずです 写真提供:WHITE DOOR
どんな方法をとっても選べないときには、そのドレスの気に入っている点を挙げましょう。迷っているドレスそれぞれの気に入っている特徴を挙げていき、好きな理由が多いほうのドレスを当日のドレスに決定します。
たとえ好きな理由が同数となっても、スムーズに理由を挙げられるドレスと、考えないと理由がでてこないドレスと差がでるはずです。
単純に考えても、前者のドレスのほうがよりお気に入だと判断できるでしょう。お気に入りの理由を挙げる方法は、冷静にかつ客観的にも考えられるので、簡単でも実は侮れない選択方法です。
ウェディングドレスもカラードレスも、特別な一日のドレスだからこそ迷うのは当然です。ドレス決定に悩むことも、迷うことも結婚式準備にはつきもの。ドレスコーディネーターやスタッフもそれは十二分に承知しています。だから安心してしっかり迷って下さい。ドレス選びに迷うことも楽しみつつ、納得のいくドレスを選んでくださいね。
【写真提供】
WHITE DOOR(ホワイトドア)
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