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持ち込み料

結婚式の準備を始めると目に付く「持ち込み料」や「保管料」。この持ち込み料の正体と、少しでも持ち込み料を安く、あわよくば無料で持ち込むためのコツをお伝えします。

小野 美保子

執筆者:小野 美保子

結婚ガイド

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持ち込み料って何?

ワタベウェディング
会場のプライスリストにある「持ち込み料」や「保管料」。きちんと理解して、納得のいくドレス&和装選びを!【写真協力:ワタベウェディング
会場が提携しているドレスショップでドレスや和装をレンタルしない場合、会場に「持込料」や「保管料」の名目で料金がかかります。

持ち込み料が必要だという理由には、当日何かあった時(たとえばイザ挙式前に着たらサイズがあってないなど)、対処してくれるのが提携ドレスショップだからだとか、持ち込みの衣装の保管に着付室などが必要だから、など色んなことを会場側からは言われます。

でも大きな理由は、提携ショップでドレスや和装を借りてもらうと、会場側にショップからマージンが入るからです。会場もイチ企業なので仕方のないことなのかもしれませんが、花嫁にとって衣装は結婚式の中で1、2を争う大切なアイテム。ここは会場スタッフとの関係を良好に保ちつつも、こだわり衣装を持ち込みたいですよね。会場を選ぶ前、衣装を選ぶ前にちょっと知っておきたい「持ち込み」についてお伝えします。

会場を決める前にカクニン!

ベリースタジオ
気に入ったデザイナーに、オーダーメイドでウェディングドレスを作ってもらうことは女子の憧れ。既にドレスをオーダーしたい意中のアトリエがあれば、会場選びのときから持ち込みを頭に入れて!【写真協力:BERRYSTUDIO
会場を決める時に、もしも気に入る衣装が無かったら、他店から持ち込みはOKなのか聞いておきましょう。また持ち込み料がいくらなのかも確認します。会場によっては、持ち込みOKでさらに持ち込み料もナシ! なんてところもあります。逆に持ち込みはまったくNG、という会場も。持ち込みできない会場なら、成約する前に提携のドレスショップのパンフレットをもらったり、実際にショップを見学するなど、事前にチェックしておきましょう。

もちろん、何でも持ち込みできることは花嫁としては願ったり叶ったり。もし提携ショップで気に入るものがなければ、自由に持ち込むことができます。

ただしここで気をつけたいのは、持ち込みできる会場=いい会場、持ち込み出来ない会場=悪い会場とは言い切れないということ。なぜなら提携ショップは会場のことをよく知り尽くしているショップが多いことや、ちょっとした不備や花嫁が不快な気持ちになろうもんなら、提携を解消されかねないので必然的に丁寧に接客します。つまり実際に衣装を着る花嫁だけでなく、会場プランナーたちからもチェックされているということです。
衣装の担当者に直接は言い難いリクエストやクレームも、会場プランナーを通して伝えることもできるので、変な気を遣うストレスもありません。

あくまで、自分の好きなものがあるかどうか、料金が自分たちにとって無理のないものか、これを基準に持ち込むべきかどうか考えましょう。
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