OTC医薬品啓発イベント、新宿で7回目の開催

開催時間から1時間も経たないうちに、多くの人が集まっていた

開催時間から1時間も経たないうちに、多くの人が集まっていた

9月12日と13日の2日間、JR新宿駅西口広場イベントコーナーで、今年で第7回となるOTC医薬品の普及啓発イベント「よく知って、正しく使おうOTC医薬品」が開催されました。

普段私たちが手にする薬には、医師が処方する「医療用医薬品」と、薬局やドラッグストアで市販される「OTC医薬品」(市販薬)があり、「Over The Counter」の略であるOTCは、カウンター越しに医薬品を販売することに由来があります。同イベントはこのOTCの製薬企業28社が出展し、OTC医薬品を正しく使うことの大切さや、セルフメディケーションの重要性を生活者に発信することを目的としています。


セルフメディケーションとは?

セルフメディケーションは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調を自分で手当てすることを意味しています。しかし、ただ単に何でも自分でやれば良いということではなく、「日常的な健康管理」、「市販薬を上手に使う」、「正確な知識を持つ」ことが必要です。同イベントでも正確な知識を持つための一環として、会場内を周りながらOTC医薬品に関する質問に答えていく「クイズラリー」があり、以下のような出題がありました。

  • 「食後なるべく30分以内に服用」の風邪薬。朝の分の飲み忘れに、昼食の直前に気がつきました。正しい服用の仕方は?
    1. すぐに朝の分をのみ、次は昼食後に服用する
    2. 昼食後に朝と昼の分を一緒に服用する
    3. 朝の分はとばして、次は昼食後に服用する
「模擬薬店」では各ブースでもらえる試供品引換券を、薬剤師さんにサンプルと交換してもらえる

「模擬薬店」では各ブースでもらえる試供品引換券を、薬剤師さんにサンプルと交換してもらえる


こちらの答えは、「3. 朝の分はとばして、次は昼食後に服用する」です。普段から薬剤師の話を聞いたり、説明書を読んでいる方以外は、分かりにくい内容だったのではないでしょうか。とはいえ、勘違いをして2 のように一度に多く服用することは、実際に副作用が出る可能性を高くしてしまいます。自分自身の健康に責任を持ち、何がどのような効果を生むのか、きちんと知るべきだとするセルフメディケーションの考え方は、手軽に薬を利用できるようになった私たちにとっても取り入れるべきものでしょう。

会場ではこの「クイズラリー」以外にも、血圧を計測できる「健康チェックコーナー」、薬剤師に直接相談ができる「お薬相談コーナー」、手をもみほぐしてくれる「ハンドマッサージコーナー」などのブースが用意され、OTC医薬品を正しく使うことの大切さや、セルフメディケーションの重要性を“体験”を通して感じることができました。

「ハンドマッサージコーナー」もあり、話をしながらとても丁寧に対応してくれる

「ハンドマッサージコーナー」では、とても丁寧な対応で、話をしながら緊張もほぐしてくれた



■参考資料
  • 「セルフメディケーション ハンドブック2014」
    監修:中島恵美
    発行:日本一般用医薬品連合会

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項