適切な対処法をとればいじめは短期間で解決できる

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学校が適切に対処すれば短期間で解決する

「子供が通う学校ではいじめが中々なくならない」「自分の子供がいじめられていて学校に相談をしたが中々解決しない」という声をいただきます。このようにいじめが長引く場合は、適切な対処法がとられていないことが多いです。しっかりと対処すれば、いじめは短期間で解決します。いじめ相談に対応する中で、いじめを解決できる学校とそうではない学校の違いが分かってまいりました。以下、解決できる学校がしっかりと認識しているいじめ解決の要点をご紹介いたします。

きちんといじめ解決をできる学校は、以下のプロセスをきちんと踏んでいます。

  1. いじめ被害者の保護
  2. いじめを止める
  3. 加害者を叱る
  4. 被害者、加害者の心のケア
  5. 再発防止
です。

いじめ被害者の保護

「いじめ被害者の保護」とは、まず被害者の話をしっかりと聞き、いじめを解決すると約束することです。そして加害者指導をして、いじめを止めさせ、その後、「いじめはいけない」と加害者をしっかり叱りましょう。

このとき、いじめ被害者と加害者を離すことが大切です。被害者から話をきいて加害者が分かった場合には、加害者同士も話しましょう。加害者からは「同一時間に」「それぞれ別室で一人ずつ」話を聞くのです。なぜなら、被害者は1人で加害者は複数ですから、加害者側が口裏を合わせて、「いじめはなかった」または「いじめではなかった」ということにしてしまうことを防ぐためです。まずい対処方法としては、「全体指導」(教師が、教室で生徒全員に対して「いじめはしないように。」と言うこと)です。〈参照:「全体指導はいじめがひどくなる場合がある」〉また、被害者保護やいじめを止めさせることをしないで、加害者の指導に入ると、「チクッた」ということでいじめがエスカレートしてしまいます。

ここで一番難しいのは、「いじめの認定」だと思いますが、積極的な悪意がなくても、相手がいじめられていると思い、思い悩んでいるならそれはいじめです。