勇者を倒せるマンションを経営「メゾン・ド・魔王」
ダウンロード専用ソフトで3DS版が発売となりました
タイトルは「メゾン・ド・魔王」、2012年の9月にXbox360版がダウンロード専用ソフトとしてリリースされてますが、2014年8月6日にニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフトとしても発売。空いた時間にチマチマやれるゲームなので、携帯機とはわりと相性がいいと思います。価格はXbox360版が309円、ニンテンドー3DS版が864円。
世界征服を目指してマンションを経営するというちょっとヘンテコなこのゲーム。開発したのはpetit depotto(プチデポット)というゲーム制作サークル。独立系、小規模開発のゲームを指す、いわゆるインディゲームに当たる作品です。インディゲームらしい、ちょっと変わった切り口、ヘンテコ加減がとても楽しいゲームなんですね。
マンション経営タワーディフェンス
スマートフォンのゲームアプリで人気のクラッシュオブクランなども、タワーディフェンスの一種です
自分の陣地に防衛ユニットを配置して、敵が攻めてくるとその防衛ユニットが自働で攻撃。敵の種類や攻め方に応じて、どんな種類の防衛ユニットをどこにどれだけ配置するのか、というところの戦略を楽しむゲームです。
敵を倒すことで資金やエネルギー的なものを稼いで、その資金でユニットを増やしたり、パワーアップさせたりし、さらに強力な敵に備える、というようなサイクルでゲーム進行するものがわりと多いかと思います。
メゾン・ド・魔王が他のゲームと大きく違うのは、防衛ユニットが自分の経営するマンションに住むモンスターだということです。次々にマンションにやってくる武装した商人や勇者御一行といった冒険者を迎え撃つためにはマンションを上手に経営していく必要があります。
そもそも、敵を倒してお金を手に入れてユニットをパワーアップする、というサイクルでゲームが進んでいきません。冒険者を倒せばお金は確かに手に入りますが、もっと確実で安定した収入があるのです。それは、防衛ユニットからお金を手に入れる、つまりモンスター、マンションの住人から家賃をとるわけです。
モンスターから家賃をとって、そのお金でマンションを充実させると、日々の生活でモンスターが育っていったり、良いお部屋に目をつけて強力なモンスターが住み着くので、これをもって冒険者を撃退するわけです。
どんなモンスターがどの部屋に住むのか、戦いはそこからもう始まっているのです。