財布に優しい、世界トップクラスのミュージアム都市メキシコシティ
一流美術館を有する、国立芸術院(ベジャスアルテス)の外観
美術館や博物館の無料開館、入場料割引も毎週のように行われているので、地元の人々はその特典を利用して、文化的なミュージアム巡りを楽しんでいます。メキシコシティのミュージアムの入場料金は平均50メキシコペソ(約400円)で、アメリカや日本に比べたら格段に安いのですが、せっかくお得に楽しめるのですから、旅行者でも無料開館日を利用しない手はありません。
毎週入場無料日があるメキシコシティのミュージアム
サンイルデフォンソ美術館で開催されたロン・ムエックの個展風景
■日曜入場無料のミュージアム
国立芸術院美術館(Museo del Palacio Bellas Artes)、国立近代美術館(Museo de arte moderno)、国立美術館( 通称MUNAL。Museo Nacional de arte)、タマヨ現代美術館(Museo Tamayo)、民芸品博物館(通称MAP。Museo de arte popular)、ディエゴ・リベラ壁画博物館(Museo mural Diego Rivera)など。
■火曜入場無料のミュージアム
フランツ・マイヤー美術館(Museo Franz Mayer 。ただし、常設展のみ無料)、サンイルデフォンソ美術館(Museo de San Ildefonso)
■金曜無料のミュージアム
フーメックス現代美術館(Museo JUMEX)
ちなみに、観光客に人気の国立人類学博物館や、テンプロ・マヨール博物館、世界文化遺産に登録されるテオティワカン遺跡、チャプルテペック城内にある、歴史博物館(Museo Nacional de historia)は、毎週日曜入場無料ですが、メキシコ人とビザ(移民局の滞在許可証)を持っている外国人のみに適用されます。外国人は通常料金を支払わなければなりません。
入場割引日や無料開館日がある国立自治大学運営のミュージアム
国内最大規模の現代美術館、メキシコ国立自治大学付属現代美術館(通称MUAC)
現代美術館は毎週水曜と日曜が入場料割引の日で、通常40メキシコペソ(約320円)が、半額の20メキシコペソ(約160円)で入場可能。チョポ美術館は火曜と水曜が入場無料。トラテロルコ博物館は日曜入場無料です。
文化的なメキシコシティを存分に満喫できる、月に1度の「ミュージアム・ナイト」
フランツ・マイヤー美術館での「ミュージアム・ナイト」風景
展覧会の開始日前夜は入場無料
展覧会開始日前夜に行われるオープニングパーティ=イナウグラシオン(Inaugracion)は、ミュージアムの入場が無料になるほか、来場者にドリンクが振る舞われることがほとんど。タイミングがあうようだったら、参加するのも面白いでしょう。オープニングパーティは木曜の夜に開催されたり、「ミュージアム・ナイト」に合わせて開催されることが多いです。いつでも入場無料のミュージアム
大富豪カルロス・スリムのコレクションを惜しげもなく公開するソウマヤ美術館
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