オアハカ市の気候

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オアハカ市近郊ヤグール遺跡からみたトラコルーラ地区の盆地 (C)Yoko Sakurai さる屋 saruyaoax.com


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オアハカ市の中心にあるサント・ドミンゴ教会前の木陰で涼む人々

オアハカ市はバジェス・セントラレスと呼ばれる渓谷地帯に位置し、年間を通して温暖で、乾いた気候が特徴。ただ、日中の日差しが鋭く気温が上昇する分、朝や日没後に気温がだいぶ下がることが多いです。服装はTシャツの上にカーディガンやパーカー、ストールをはおるなど、着脱しやすい重ね着スタイルがおすすめ。乾季(11~4月)の2月、3月が最も暑くなる時期で、一日の平均気温も28~30度くらい。最も寒くなるのは12月で、平均気温も6~7度くらいになります。

雨季(5~10月)でも日中は25度以上になりますが、雨が降ると一気に気温が下がります。一日のなかで最高と最低気温の差が10度以上になることもざらなので、事前にインターネットなどで現地の週間予報をチェックしておきましょう。

 

オアハカ市のベストシーズン

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モンテ・アルバンの風景 (C)Yoko Sakurai さる屋 saruyaoax.com

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ゲラゲッツアで踊る女性たち (C)Yoko Sakurai さる屋 saruyaoax.com

気候的におすすめなのは、雨季が終わった直後の9月上旬~10月上旬頃。その頃であれば、乾季には渇いた大地のなかにあるモンテ・アルバン遺跡も、芝生の緑が生き生きとしていて、美しい姿を見ることができます。この時期は長雨にも邪魔されず、乾燥しすぎてもいないので過ごしやすいです。

イベントでおすすめなのが、毎年7月にオアハカ市の中心部で開催される「ゲラゲッツア」(7月19~26日)。先住民族の比重が多いオアハカにおいて祝われる民族舞踊の祭典です。ラテンアメリカのなかでも最大規模なので、国内外から観光客が訪れます。民芸品市、文化、スポーツイベントも同時に開催。カラフルな民族衣装に身を包んだ女性たちで町が彩られ、観光にぴったりの時期でしょう。

 

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死者の日の祭壇 (C)Yoko Sakurai さる屋 saruyaoax.com

またメキシコのお盆にあたる先祖を偲ぶ日、「死者の日」(10月31日~11月2日)もオアハカでは先住民の伝統が色濃く現れているので、とても人気があります。
死を恐れず、近い存在だと感じる独特の死生観と深く結びついていて、飾り付けには、今にも踊りだしそうな楽しげなガイコツのモチーフを使ったり、「パペルピカド」と呼ばれるカラフルな切り紙細工の旗が飾られ、色鮮やかな祭壇が家庭だけでなく、商店や美術館、博物館、公共機関など町のいたるところに備えつけられます。多くの人々が墓参りに行きますが、墓前でピクニックしたり、酒盛りをしたり、楽団を呼んだりして、故人との交流を楽しみます。町の中心ではお化けや骸骨の仮装をした人々による陽気なパレードも行われます。

 

オアハカ市のハイシーズン

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死者の日に墓前で死者を迎える人々(C)Yoko Sakurai さる屋 saruyaoax.com

メキシコ人にとっての最も重要なバケーションであるセマナサンタ周辺(3月下旬~4月下旬くらい)で、カトリックの復活祭を祝うための大型連休になり、観光地は非常に込み合います。この時期の航空料金、宿泊施設の値段は年間で最も高くなります。

教育機関が休みに入る夏休み(7月上旬から8月末まで)と冬休み(12月中旬から1月上旬まで)の期間もハイシーズンにあたりますが、セマナサンタほどではないでしょう。

また、ゲラゲッツア開催時期やセマナサンタ周辺時期はホテルやレストランがいっぱいになってしまうことや、交通機関が混雑するので、注意が必要です。

なかでも、死者の日の周辺は、観光客だけでなく、里帰り客が多くなり、オアハカへ向かう長距離バス、飛行機などはかなり混雑します。国内線でも飛行機の チェックインは2時間30分前までに済ませましょう。遅れると航空会社のオーバーブッキンクのせいで乗れなくなってしまうことがありますので、ご注意を!

取材協力:さる屋 櫻井陽子さん
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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