夏のせいかしら
夏の恋は打ち上げ花火のようなものかもしれません…たとえ短い命でも、精一杯ハデに、美しく咲かせましょう。
夏は暑くてイヤ、苦手…って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱりゲイイベントは夏が断然盛り上がります。ビーチパーティとかプールパーティとか、特にね。ラブ・アフェアの季節、みなさんも「まだ脱げる体じゃないし…」とか言わないで(きっと誰かはいいと言ってくれます)、積極的にイベントに参加してみてください。
夏の恋と言えば、以前、「せつない夏の恋バナ」という、ゴトウがまだ若くてちょっとモテてた頃の「ひと夏の恋(失恋)」の話を書かせていただきました(恥をさらしました)が、今思い出しても胸がキュンとするような恋って、やっぱり夏なんだなあとしみじみ思います。はあ…あの頃に戻りたい…(遠い目)
恋のチャンスは、不意に訪れるものです(セレンディピティの法則)。よーし、今日はいい人見つけるぞー!と意気込んで(がっついて)行った時ほど何もなくてガッカリして帰ったり。また逆に、今日は別に何もなくていいんだ♪と気楽に構えてる時に、運命的な出会いがあったりするものです。「え…全然そんなつもりじゃなかったのに…どうしよう、心の準備が…」と躊躇するかもしれませんが、思いきってダイブしてください。
出会いがあれば、別れもあります。この世界、短いサイクルでどんどん相手が変わっていったりするのは珍しくありませんし、みんなにうらやましがられるような10年選手のカップルでさえ、別れてしまうこともあります。長年築いてきたパートナーシップが終わりを迎えるというのは、よっぽどのことがあったからでしょう…それを思うと、胸が痛みます。せつない別れの数よりたくさん、素敵な出会いがありますように…と願うものです。
ゲイイベントでいろんな友達に会ってしゃべったり、ふざけあったり、ハグしたり、いっしょに踊ったりみたいな楽しい時間を過ごしていると、この子たち(ほぼ全員、ゴトウより若いのです)に幸あれ!と思います。楽しい時間を過ごして、いい恋をして、幸せを感じて、少しでも「ゲイでよかった」「いい人生だった」と思えるようなゲイライフを送ってほしいなあって。