食と健康/生活習慣病を防ぐ食事・レシピ

動脈硬化の予防に役立つ?明らかになったカレーの効果

カレーは、何度もブームを繰り返している根強い人気メニューです。おいしいだけではなく、健康への有効性がいろいろと明らかになっています。暑い時期にもやっぱりカレー!と、おすすめしたいカレー効果についてご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

カレー,スパイス,健康,動脈硬化,酸化ストレス,抗酸化作用

カレーには様々なスパイスが使用され、抗酸化成分が含まれています。

カレーはおいしいだけじゃない!

ブログやSNSでも、お店のランキングや新店の発掘情報、新メニューなど常に話題はことかかないカレーですが、おいしさだけでなく、近年は健康への有効性についても注目されています。

例えば、スパイスの一つである「ウコン」に含まれる、色素成分の「クルクミン」の抗酸化作用が、認知症や糖尿病などの予防に役立つ可能性があることなどがこれまでも研究されてきました。

2014年7月、新たにカレーが動脈硬化予防にも役立つ可能性があるのではないかという研究報告(ハウス食品グループ本社株式会社)がありました。

先に述べたように、個々のスパイスの抗酸化作用についてはすでに研究されていますが、今回の研究報告は「カレー」という料理についての効果を確認をしたもので、意味深いことだと思います。

カレー,抗酸化作用,orac値

データ提供/ハウス食品グループ本社株式会社

同社では、まずパスタや野菜炒め、唐揚げなどの12種類の食品で比較し、1食当たりでは市販カレーの抗酸化力(ORAC値)が高いことを確認しました。

カレーの動脈硬化予防の可能性については、次のページでご紹介します。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます