ワースト5「新しく教わった方法を取り入れない」

いままでの自分のやり方を変えず、せっかく教わった方法を実践しない生徒はいつまでも成績が伸び悩みます。

いままでの自分のやり方を変えず、せっかく教わった方法を実践しない生徒はいつまでも成績が伸び悩みます。

塾の講師は知識だけではなく、成果の出る勉強の仕方や、効率の良い問題の解き方などを授業で伝えています。そのようなノウハウをすぐに試してみる生徒はテストでの成績が上がっていきます。一方、いままでの自分のやり方を変えず、せっかく教わった方法を実践しない生徒はいつまでも成績が伸び悩みます。

たしかに自分が今までやってきた学習スタイルを変えたり、新しい解き方にしてみたりするのには思い切りが必要です。大人でもビジネス書を読んでなるほどと感心しても、得たヒントを実行に移せる人は少数です。意外と新たな方法を取り入れるのにはエネルギーがいるものなのです。ですから、まずは「塾の先生がそう言うならちょっとそうしてみよう」という軽い気持ちで試してみるようにすると、成績にプラスの変化が起こるはずです。

ワースト4「宿題をおろそかにする」

「塾に通っていれば成績が上がる」と思っていたらそれは幻想です。授業は成績を上げるきっかけを与えてくれるだけにすぎません。受け身では成績を上げることはできません。授業を成績アップに結びつけるにはまず、その日の授業までに課された宿題を「きちんと」やることです。成績が上がらない生徒のほとんどの原因は宿題をきちんとやっていないことにあります。講師は年間の学習スケジュールを頭に入れて宿題を出しています。宿題をいい加減にしてしまうと、成績を上げていく計画がズレていってしまうわけです。

ワースト3「復習をおろそかにする」

宿題と同じく欠かせないのが復習すること。復習も宿題と同様に、子どもからすればできれば避けたいものでしょう。ただ、成績を上げている子は共通して復習の習慣がついています。復習の効果は絶大です。大げさに構える必要はありません。たった数分でもいいので、その日に習ったことはその日のうちに見直しましょう。復習は地味ですが、するかしないかで大きな学習効果の差が生まれます。

ワースト2「転塾をくりかえす」

転塾をくりかえす人に成績がよい人はいません。確かに世の中にゴマンとある塾は玉石混交、運営や指導方法に問題がある塾も少なくありません。そのようないわゆる「ブラック塾」はすぐに退塾するのが正解です。ただし基本的に転塾はさまざまなリスクを伴います。

まず、塾を変えることでカリキュラムが変わります。カリキュラムが変わると、習っていない単元が発生したり、一度習った単元をもう一度最初から習ったりという学習の抜けやダブりが発生します。指導する講師も全員代わるので、いままで教わってきたやり方が全教科変わり、慣れまで時間がかかります。そしていちばんのマイナス点は「やめグセ」がついてしまうこと。成績は一所懸命に勉強しても急には上がらないものです。そんなときに、「この塾では成績が上がらないから他の塾に移ろうかな」「○○ちゃんはあの塾に行って成績上がったから私も行こうかしら」というように安易な逃げに走ってしまいがちになり、いい結果に結びつきません。今の塾でやれることがまだまだあるはずです。

ワースト1「欠席をくりかえす」

成績アップを妨げる最悪の行動は授業を欠席すること。塾の授業は学校と違って各科目一週間に1回か2回しか授業がありません。各塾がいちばん力を入れて考えるのが指導単元カリキュラムです。どうすれば最も効率よく指導効果を発揮できるかを考え抜いて作成しています。指導カリキュラムは塾創立以来のノウハウが結集されているのです。そのようにしてできあがったカリキュラムに則って授業があり、講師は授業時間をさらに「最初の5分で先週の授業の復習をし、次の10分間で新単元の導入説明をし、その次の10分で練習問題を解かせ…」というように細分化して展開を考えて授業運営に臨みます。塾の1回分の授業はそのような綿密に計画されています。

それが「欠席」をしてしまうことで一気に計画倒れになってしまうわけです。よくあるのが中学生が「学校の定期試験が近づいてきたから塾を欠席して自分で勉強をする」というもの。これは本末転倒、じつにもったいない判断です。塾を休まず学校の勉強をするくらいの時間は計画的に学習を進めておけば可能なはずです。

さて、いかがでしたでしょうか。ひとつでもあてはまるものがあればすぐに改めた方がいいでしょう。塾は活用の仕方次第では払った費用の何倍もの効果を得られます。ぜひうまく活用して成績アップに結びつけてください。
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