登山時の注意点

山頂

山頂は狭いので、頂上手前でご来光を待ち、譲り合って順番に記念撮影をしましょう


キナバル山の登山道は階段状になっている場所が多いのですが、一段の段差が高く、膝に負担がかかり息も上がりがちになります。高山病を避けるためにもゆっくり無理のないペースで登って行きましょう。だいたい一時間に一カ所程度の間隔でシェルターと呼ばれる休憩小屋とトイレが設置されています。

最初はTシャツ一枚でも汗ばむ暑さだったのが、登って行くにつれて気温が下がり、山小屋辺りでは吐く息が白くなるほどの寒さに。山小屋に着いたら汗や雨で濡れた服を着替えて体を温めましょう。

ご来光を見るため、夜の暗いうちから山頂アタックを開始しますので、山小屋ではしっかり休息と食事をとり、早めに寝ておきましょう。ガイドが登山者のペースを見て登頂に必要な時間を計算し、出発の時間を決めますので、寝過ごさないように。この時点で高山病や疲労で登頂は無理と判断した場合は、翌朝仲間が登頂して戻って来るまで山小屋待機。無理せず休んで体力を回復させてください。

山頂までの道は雨が降ると非常に滑りやすくなります。また真っ暗なのでヘッドランプとロープを頼りに、ガイドと一緒に進みましょう。

山頂部は狭く多くの登山客で混雑します。ご来光は少し下がった手前の広い場所で待ち、山頂での記念撮影は譲り合って交代で。滑落の危険性がありますので、立ち入り禁止の柵の外には出ないように気をつけてください。

下山は人によってペースが違いますが、もしガイドや仲間とはぐれて先に下山してしまった場合は勝手に解散せず、登山口でみんなが下りてくるのを待ちましょう。

ガイドと一緒にバンに乗って公園本部に戻った後、無事登頂できた方は登頂証明書(10リンギット)を発行してもらえます。登頂はできなかったけど、山小屋までいった方は白黒印刷の山小屋到達証明書(1リンギット)を発行してもらうことも可能。記念にどうぞ。

登るからにはぜひ登頂したいところですが、天気の変わりやすいキナバル山、悪天候の場合、山頂手前のチェックポイントから先が閉鎖になることもあります。

安全第一で、余裕があれば世界遺産の自然を楽しみながら、ガイドの指示に従って無理のない登山を心がけて下さいね。







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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。