日本学生支援機構の奨学金を申し込む際に、希望する奨学金の種類のほか、選択しなければならないいくつかの項目があります。

この選択項目の意味がよく分からない、という保護者の方が多いのです。

今回は選択項目の中のひとつである「保証制度」について解説いたします。

人的保証と機関保証

奨学金の借主は学生自身ですが、その返済を保証する“人”や“機関”が必要となります。

日本学生支援機構では、保証にあたって「人的保証」か「機関保証」のいずれかを選択しなくてはなりません。

それぞれの内容を簡単に解説しましょう。

<人的保証>
原則、保護者が連帯保証人となり、学生から見て4親等以内の親族が保証人となって返済を保証する

<機関保証>
連帯保証人や保証人に代わって日本学生支援機構が指定する保証機関が返済を保証するが保証料が必要。

現在、人的保証と機関保証の利用比率はほぼ半々のようです。

では、それぞれにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

人的保証のメリットとデメリット

人的保証のメリットはお金がかからないことです。
しかし、所得証明書や印鑑証明書の提出が必要など連帯保証人や保証人には少々手間がかかるほか、保証人は65歳未満に限るなど年齢条件も設けられています。

また、もし将来学生が奨学金の返済を滞ると、「連帯保証人」→「保証人」の順で返済責任を負うことになります。
解説画像

「人的保証」 奨学金返済の責任順

図を見て頂ければ分かるように、返済責任に関して奨学金は一般のローンと同じだと思ってください。

続いて機関保証について解説いたします。