ブエノスアイレスから少し足を伸ばして日帰り旅行
ルハンの大聖堂はアルゼンチンの聖地のひとつ 写真提供:Max Elbo (日々 en Bs.As. → メキシコ)
アルゼンチンは、世界で8番目に広い大国ですから、気軽にあちこち行けるわけではありません。でも、ちょっとした見どころのある町なら、ブエノスアイレスからも日帰りで行ける場所がいくつかあります。今回は、そんな近郊の町から、ティグレとルハンを紹介しましょう。
川辺のリゾート地ティグレ
水上散歩が楽しいティグレの町 写真提供:こけしのアルゼンチン移住生活
ティグレの観光スポットで有名なのが、ティグレ美術館。古典から現代美術まで、様々な芸術品が多数集められているので、アート好きな方は要チェックです。また、20世紀初頭に建てられたルネッサンス様式の建築自体も芸術作品として一見の価値があります。町中にもこういった歴史的な建物がいくつか残っているので、探索してみるのもいいかもしれません。
ティグレへは、列車の利用が便利。ブエノスアイレスのレティーロ駅からミトレ線に乗って、ティグレ駅まで。所要時間は約1時間15分です。
大聖堂と動物園の町ルハン
ルハン動物園は、世界でも珍しい猛獣と触れ合えるスポット 写真提供:Meet Source Trip
もうひとつ、ルハンで忘れてならないのは動物園。「わざわざアルゼンチンに来てまで動物園?」と思う方も多いかもしれませんが、ここだけは特別です。なんといっても、トラやライオンといった猛獣と直に戯れることが出来るのですから。ちまたでは「世界一危険な動物園」という触れ込みで話題になっているらしく、ふだん檻の外から眺めているだけの動物たちと抱き合ったり、ミルクをあげたりすることが出来ることで人気を呼んでいます。なぜ安全かというと、赤ちゃんの頃から犬と一緒に生活させているためだそうですが、そのあたりは自己責任ですので、くれぐれもお気を付けください。
ルハンへは、バスでの移動が便利。混み具合にもよりますが、所要時間は1時間半から2時間程度。オンセ駅から列車も出ていますが、駅周辺はやや治安も悪いので、利用する場合はくれぐれも注意してください。