任天堂がやると、他もやりやすくなる
Wii Uの「マリオカート8」は、ゲームのハイライト動画をYouTubeへアップする機能が搭載されています
このことは、ゲーム実況をしたいユーザーに対してはもちろん、任天堂プラットフォームでゲームを発売するゲームメーカーに対しても、強いメッセージになります。「おい、爺さんゲーム実況を応援するってよ! 俺たちもなんかやっか!」と、考える若い衆も出てくるかもしれません。
任天堂の意向がはっきりと外に向かって打ち出されたことで、他のメーカーも動きがとりやすくなります。
シェア機能で盛り上がるPS4
PS4ではハードに最初からシェア機能として動画配信機能が備わっています
PS4さえオンラインに接続させていれば動画を配信できるということで、これまで機材がなかったり知識がなかった人も、ゲーム動画をUPさせることができます。また、ゲームのエンディングなど、メーカーが動画をUPしてほしくない場面は、録画の「禁止区間」を設定することができ、ユーザーにも、そしてメーカーにも配慮した仕様となっています。逆にいえば、禁止区間以外は動画をUPしてもいいというサインでもあるわけで、これは大変に画期的なことです。
今回の任天堂のお知らせがあったことで、PS4で盛り上がっている状況とあわせて、ゲーム業界全体がゲーム実況により積極的にかかわる流れができていきそうです。