ユーロクッチーナ展に見る世界の最新キッチン機器の動向-3
キッチン機器の最新動向とゆくえ
会場で見られた様々なデザインのレンジフードBESTのボックス型レンジフード
BESTのウォールマウント型レンジフード
BESTの標準型レンジフード
ELICAの2ウェイレンジフード
ELICAのウォールマウント型レンジフード
ELICAのウォールマウント型レンジフード
ELICAのウォールマウント型レンジフード
ELICAの二口型レンジフード
ELICAのウォールマウント型レンジフード
ELICAのウォールマウント型ニューレンジフード
FABERのデザインフード各種
FABERの各種タイプレンジフード
FABERのデザインフード
FABERのデザインフード
frankeのウォールマウントレンジフード
frankeのダウンフロー換気システム
■調理機器の最新動向ではガスバーナーのフラット化が進み、ガスクッカーでもゴトク以外の突出物がほとんど無くなってきていることを報告しました。
残念ながら,日本では「センサー付き家庭用ガスコンロの規制」が施行されてからセンサー無しコンロの輸入・製造・販売のすべてが不可となってしまいました。
これによって日本の家庭用コンロメーカーは外敵のない温室育ちとなって、全く新商品の開発力が停滞してしまっているのが現状です。
■IHクッカーも2年前に登場したSiemensのFreeInductionに引き続いて、BEKAからも登場した報告をしました。
日本では電力会社のかけ声がかからなくなって、親方日の丸のない環境の中でIHクッカーにも新しい商品が生まれてこない現状は憂うべき現象です。
■今年のCES2014にWhirlpoolから発表されたINTERACTIVE COOKTOPやFTKでMieleやWhirlpoolから発表された家電ネットワークシステムやiPhoneを使ったInteractive Cooking Systemは日本では電波法の規制があって手軽にネットワークを組んで,ホームセキュリティやインタラクティブクッキングを構築できないのが問題です。
■業務用厨房の世界ではじわじわと浸透しつつある真空調理システムは「バキューム」「チルド」「スチームコンベクションオーブン」の3つの機器を連動させて、55°C12時間低温加熱することによって、食品のビタミン栄養価の損失を防ぎ、また肉類のタンパク質の凝固を防ぐ画期的な調理法ですが、この機器の家庭用が登場した。
日本市場での展開は未知数だが、大きく発展する可能性を秘めている。
■ ミラノサローネ2014レポートを順に併せてごらんください。
・ミラノサローネ Report Vol.1 ミラノ大学で始まったINTERNI2014
・ミラノサローネ Report Vol.2 Panasonic今年のテーマはスライディングネーチャー
・ミラノサローネReport Vol.3 ユーロクッチーナ最新報告Report Vol.01
・ミラノサローネReport Vol.4 ユーロクッチーナ最新報告Report Vol.02
・ミラノサローネReport Vol.5 ユーロクッチーナ最新報告Report Vol.03
・ミラノサローネReport Vol.6 ユーロクッチーナ最新報告Report Vol.04
・ミラノサローネReport Vol.7 ユーロクッチーナ最新報告Report Vol.05
・ユーロクッチーナFTKに見る最新キッチン機器の動向-1
・ユーロクッチーナFTKに見る最新キッチン機器の動向-2
◇掲載した写真は注記した以外、全て黒田がCosmitの許可を得て撮影したものです。画像の転用は一切禁止します。
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