ユーロクッチーナ展に見る世界の最新キッチン機器の動向-3
キッチン換気システムの最新動向とゆくえ


FTKのレポートでは最新調理機器を中心として報告をしましたが、第3弾ではレンジフードなどのキッチン換気システムの最新動向とゆくえをレポートします。
imm2005

imm2005に新登場したGaggenauのダウンフロー換気システム(キッチンはPoggenpohl)


 
■大きな変化はやはりダウンフロー換気システムの本格登場と言える。
もうひとつの方向は建築化レンジフードと名付けた建築の天井面に換気システムを組込んで、従来型のレンジフードのように目の前にぶら下がるフードの否定である。
bora

BORAのダウンフロー換気システム(Photo by BORA)


 
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BORAのダウンフロー換気システム(Photo by BORA)


 
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BORAの丸形ダウンフロー換気システム(Photo by BORA)


 
falmec

falmecの天井組込レンジフード


 
falmec

falmecの天井組込レンジフード・直付タイプもある


 
このふたつはキッチンデザインの立場からは当然の帰結であるが、日本では建築基準法や消防法の規制が強いため表立って売られたり施工されていないのが実態だ。もちろん消防検査のある集合住宅ではこのキッチン換気システムは採用不可能である。

EuroCucinaをはじめとして海外のキッチンでは今も従来型のレンジフードは圧倒的に多いが、将来的にはこの方向に向かうことは必然と言える。油や煙の出る料理の多い日本のキッチンでは,当然「安全」というキーワードは無視できないが、ここにも規制緩和が強く要求されてくるだろう。

次ページでは,今回の会場で見られた様々なデザインのレンジフードをご紹介します。

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