女性が結婚相手に求める「3つの安心感」
女性が結婚相手に求める安心感
1.「経済観念」が似ている
安心だと感じるために必要なことって?
たとえば、外食の頻度や費用はどのくらいが妥当だと感じるのか。服飾費や趣味にかける費用、飲み会などの付き合いにかかる交際費などはどのくらいまで許容できるか。そういった金銭的なバランス感覚があまりにかけ離れていると、なかなか一緒に暮らしていくことは難しいでしょう。
物を買うときの基準も大事です。どこに重きを置いて買うのか。たとえば、実用性なのか、コスパなのか、センスなのか。何かを購入する際の決め手が理解できる相手なら、それほど不安にならないはずです。困るのは、経済的に余裕がないのに、なんだか分からない基準で買い物を繰り返す相手です。そんな人と一緒にいたら、誰だって不安になってしまいますよね。
結婚して起こる問題の大半は、お金にまつわることだといいます。住宅問題、レジャー問題、子供の教育問題、嫁姑問題、介護問題、医療問題、その他様々な問題が出てくるでしょう。しかし、収入をどこにどう振り分けるかといった感覚が近い相手なら、うまくやっていけるはずです。経済的な不安が少なければ、それだけでもかなり安心できますよね。
2.「異性との接し方」を受け入れられる
「どこからが浮気か?」という質問の答えは人それぞれ違うと思います。手をつないだら浮気という人もいれば、肉体関係をもったら浮気という人もいるでしょう。この「異性との接し方」も、安心感を得るための重要な要素の一つです。なぜなら、結婚するからには誰だって離婚したくはないですし、パートナーの異性関係に気を揉むのは出来る限り避けたいことだからです。たった一人のパートナーと生涯寄り添うとしたら、何十年という長い年月を共にすることになります。その間に、やきもちを焼くようなこともあるかもしれません。ですが、なんとか許すことができる範囲であれば別れを選ばなくて済みます。たとえば、付き合いでキャバクラに行くのは許せるが、不倫は許せないとか。どこまで許せるか、その基準も人によるでしょう。
そして、その基準によって、必然的に選ぶ相手も変わってきます。例外はありますが、一般的に、経済的に余裕がある男性ほど女性関係も派手になりがちですし、そうでない男性ほど家事や育児に協力的だという傾向があります。既婚女性は、これをふまえた上で、自分が許容できる相手を選び、安心感を手にしている人が多いようです。
3.「考え方」や「行動パターン」が分かる
相手の考え方が分かれば安心!?
たとえば、こういうことをすると喜ぶとか、こういうことをすると怒るとか、トラブルが起きたときにどういう考え方をするかとか。相手の考え方や行動パターンが分かることは、大きな安心につながります。
長く一緒にいれば、大なり小なりトラブルも出てくるでしょうが、そんなときも相手の取る行動が分かれば見通しがたちます。もしも自分が病気になったら相手はきっと看病してくれるだろうと思えるか、面倒な事態になったら逃げ出すかもしれないと感じるのとでは、安心感は大分違いますよね。
それに、何かあるとキレて怒り狂う人や、突然蒸発してしまう人と寄り添うのは、不安で仕方がありません。相手がどういう考え方をしているか分からなかったり、喜怒哀楽のポイントが自分とあまりにもかけ離れていたりすると、不安になりやすいものです。何かのときに突拍子もない行動を取るかもしれない人と一緒にいるのは恐怖にもつながります。
前のページでお伝えした「経済観念」や「異性との接し方」についても同様のことがいえます。車が好きだけど何の相談もなしに収入に不釣り合いな高級車を買うようなことはしないと信じられる相手や、女好きだけど家族を大切にしてくれると信じられる相手なら安心できます。
不安を感じていては、幸せに暮らせません。幸せな結婚生活を送るには、安心感が大切です。もちろん、先のことは誰にも分かりませんから、この人を選べば絶対に安心ということはありません。それに、結婚生活を幸せにするには相互努力も必要です。ですが、なるべく安心して生活できる相手と一緒になりたいと思うのが女心なのです。
最後に、何よりも強い安心感につながることをお伝えします。それは、未来を共にする相手との「究極の信頼関係」ともいえることです。「相手が自分を心から愛していること」「相手が自分の気持ちをしっかりと受け止めてくれていること」を互いに常に実感することこそ、最高の安心感につながるのです。
【関連記事】