メイク・メイクアップ/若返りメイク術

40代・50代のベースメイク&スキンケアの仕方!若返りできるコツ

誰しも「いくつになっても若々しくいたい」もの。しかし、様々な要因から歳を重ねると出てくるお肌のお悩み。お肌の色むらやたるみなど、ベースメイクが厚ぼったい仕上がりに… フェイスラインがスッキリしない…そんな様々なお悩みを解消するコツを紹介。

日比 朱美

執筆者:日比 朱美

メイクガイド

40代50代のベースメイク&スキンケアの仕方とたるみの解消法!

40代・50代のベースメイク&スキンケアの仕方!若返りできるコツ

目尻、口角、フェイスラインのたるみがお悩み


今回は、40~50代向けのトラブル解消メイクアップとして、スキンケアからベースメイクでリフトアップさせる方法をお伝えします。40~50代の方は、フェイスラインがスッキリしない、目尻や口角が下がってきている……などなど、たるみについてのお悩みを多くあげられます。

もちろん、瞬間的にメイクアップで簡単にリフトアップさせたように見せることもできますが、常日頃のスキンケアを意識するだけで、お肌自体をリフトアップさせることができます。せっかくお化粧水や乳液を塗布するのですから、同時にリフトアップできる方法を、ぜひ取り入れていきましょう。

今回のモデルさんも、同様のお悩みをお持ちですので、スキンケアとベースメイクでリフトアップさせていきます。
 
<目次>
 

40代50代のスキンケア1:顔のむくみ取りにはリンパを流す

顔全体のむくみを取りたい場合、マッサージなど色々な方法がありますが、まずは脇の下→鎖骨上→耳の下(首筋)をほぐし、むくみの原因となっている水分を流しやすくしておくことが重要です。

1.まずは脇の下から耳の下を軽くほぐしてから、顔全体にお化粧水を塗布しましょう。
 
コットンでの化粧水パッティング

コットンでの化粧水パッティング


2.その後、たっぷりとお化粧水を含ませたコットンで、首筋からフェイスライン、頬、こめかみと、軽いタッチでたたき上げるようにしっかりパッティングをしていきます。この時、逆ににたたき下げるような動きをしては逆効果です。

3.最後に、あご先からフェイスラインを通り、耳の後ろまでスッと引き上げ、首筋をなでおろしましょう。パッティングによってしっかりと水分をお肌に与えながら、むくみを取ることができます。

続いて、乳液も重ねてリフトアップしていきましょう。
 

40代50代のスキンケア2:乳液でもリフトアップ

顔全体に乳液を塗布した後は、人差し指と中指を使い、再度リンパを流していきます。力を入れすぎるとお肌を傷めることになりますので、あくまで優しく流しましょう。
 
乳液でリンパを流す

乳液でリンパを流す


1.人差し指と中指でフェイスラインの骨を軽く挟みながら、あご先から耳に向かって引き上げます。

2.そのまま耳の後ろを通り首筋をなでおろすように動かしてください。
 
手のひら全体で頬のシワを伸ばす

手のひら全体で頬のシワを伸ばす


3.1~2を2、3回繰り返した後、手のひら全体で顔中央からフェイスラインに向かって、お肌のシワを伸ばすようなイメージで軽く引っ張ります。この時、上に引っ張りすぎてしまうと、目の下や目尻にシワができてしまいますので、注意してください。最後に、眉頭の下やこめかみを軽くプッシュすることで、目元がスッキリとします。

スキンケアだけでも、フェイスラインがスッキリとし、目尻や口角をリフトアップさせることができるのです。

では、さらにベースメイクでリフトアップさせ、色むらもカバーしていきましょう。
 

40代50代のベースメイク1:シミには少し暗めのコンシーラー

お肌の色むらとして、お悩みの上位にあげられるシミ。なかなかカバーできないという人の大半が、明るめのコンシーラーを塗っている、もしくはシミよりも広くコンシーラーを広げて塗っています。
(上)Before (下)肌より少し暗めでシミにピンポイントに

(上)Before (下)肌より少し暗めでシミにピンポイントに乗せる


ポイントは……
・コンシーラーは肌より少し暗めの色を選ぶ
肌と同じ色だと、シミが透けて見えてしまいます。

・シミの大きさだけ、ピンポイントに塗る
シミよりも広く塗りすぎると、シミがないところとの差が生まれてしまいます。

・広げすぎず、指で輪郭を軽くぼかす
ぼかしてシミを自然にカバー

ぼかしてシミを自然にカバ


伸ばすことでカバー力が弱まる為、あまり広げないように意識します。濃いシミには、コンシーラーとパウダーファンデーションをミルフィーユ状に何度か薄く重ね塗りすることでしっかりカバーすることができます。
 

40代50代のベースメイク2:明るめコンシーラーでリフトアップ

柔らかいタイプの、肌よりも明るいコンシーラーで、目尻や口角に上昇ラインを描きます。よれにくい保湿効果の高い筆タイプのコンシーラーがお薦めです。
 
明るめのコンシーラーで上昇ラインを描く

明るめのコンシーラーで上昇ラインを描く


1. ほうれい線の影を消すには、シワに直に塗るのではなく、小鼻の横から陰になっているシワの少し上に入れましょう。シワに直に塗ると、よりシワが目立ちやすくなることがあります。

2. ラインを入れた後、ラインから引き上げるように短く上昇ラインも入れることがポイントです。

3. 指やスポンジで、広げすぎないように馴染ませましょう。

4. その後フェイスパウダーをかけます。

写真左側は素肌の状態、写真右側はシミが自然にカバーされています。
 
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(左)Before (右)After。マッサージとベースメイクを変えるだけで生き生きとする


モデルさんのいつものメイク(写真左)と比較すると、スキンケアとベースメイクでフェイスラインがスッキリし、目尻や口角がリフトアップされ、シミも自然にカバーされています。
 
画像表示中

(左)いつものメイク (右)After たるみがマッサージやメイクで緩和され、若々しい印象になる


お肌のたるみやシミが気になる方は、マッサージやベースメイクをぜひ毎日のお手入れに取り入れてみてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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