バレエスタジオの広さと高さを考えよう!
バレエスタジオの広さと高さを考える
バレエスタジオの広さ、狭いときは動きの方向に注意
都会のスタジオでは、大きく体を動かせないことがあります。そんな時は機転を利かせましょう
長いラインがない場合はどうしたらよいでしょうか? コンビネーションを小さくするか、反復する回数を減らすしかありませんね。そうしたことを考えながら教師はステップを生み出すことでしょう。ですが、そうした中でも動きを止められず、コーナーに激突しそうになることがありますね。
そういう場合は、動きの方向を途中で変えるようにします。
例えば、ピケターンで8回進まなくてはいけないのに、6回ぐらいでラインを使い切りそうな場合は、方向を切り返して残りの2回を壁に沿って後ろに移動するようにします。
アイデア次第で、低い天井でも高く跳ぶことは可能
背の高い男性が腕を上にあげたら、天井に手が届く……。そういうスタジオで高くジャンプするのは確かに難しいし、怖いことです。そんなときでも、アイデア次第で高く跳ぶことができます。女性ならどんなに高く跳んでも頭が天井につくことはないでしょう。でも腕は微妙かもしれません。少しでも気になると跳びにくさにつながりますので、そんなときには、腕は上に上げず、前か横あるいは下に収めてジャンプするようにします。
でも、時々は高さを気にせず踊れるような、天井の高いスタジオで腕を思い切り大きく使い、使い方の差を体感してください。
まとめ
特に都会のスタジオにとって、広さと高さの両方を求められると大変です。天井が低く、狭いスタジオで踊る場合、上記のようにアレンジして、上達を目指していただきたいと思います。【関連記事】