デジタルカメラ/おすすめデジタルカメラレビュー

超望遠600mmが使えるOLYMPUS『STYLUS SH-1』(2ページ目)

動画の手ブレにも強い世界初の5軸手ブレ補正機能を搭載。広角25mmから超望遠600mm、超解像で1200mm相当まで撮影できる望遠に強いスリムなコンパクトデジカメが登場。

ゴン 川野

執筆者:ゴン 川野

デジタルカメラガイド

Wi-Fi対応で充実の機能


『STYLUS SH-1』はミラーレスの上級モデルである『OLYMPUS PEN E-P5』のデザインを受け継いでいます。これを実感するにはブラックやホワイトではなく、シルバーを選択しましょう。ボディ上下金属パーツでメタリックシルバーのサンドブラスト仕上げ、中央はシンセティックレザーのシボ革風になっています。右上のモードダイヤルには適度なクリック感があり回しやすく、また不用意に回らないよう工夫されています。

新たに搭載されたWi-Fi接続機能は、スマホに専用アプリをインストール後に使えるようになります。写真の転送、写真加工、位置情報付与、そしてリモコンが使えます。まず撮影した画像を選択して転送、スマホを使ってアートフィルターのような加工がおこなえます。この加工は『SH-1』で撮影した画像だけでなく、スマホに入っている画像ならどれでも加工できます。位置情報付与とはスマホのGPS機能を利用して撮影場所を割り出しカメラ側にその情報を送る機能です。撮影データのExifにGPSの位置情報が自動的に記録されます。リモコンを使えば、離れた位置からスマホを使って、ズーミング、AFのピントの位置、露出補正、ISO感度、ホワイトバランスを調整できます。スマホの液晶でカメラ画面をモニターしながらシャッターも切れます。
説明用画像

左はハーフサイズの元祖コンパクトカメラ『OLYMPUS PEN』。カラーリングやロゴの雰囲気などが『SH-1』に反映されている

説明用画像

専用アプリを使えば、スマホに撮影した画像データを転送するだけでなく、カメラのリモコン操作もできる

説明用画像

ボディにはフラッシュが内蔵され、手動でポップアップすると自動発光モードになる

説明用画像

液晶モニターはタッチパネルでAFの位置指定などができる。新たに水準器も内蔵された

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