「婚活疲れ」で下降線をたどる婚活ブーム
婚活をすればするほど疲れていくのはなぜ?
気合入れて婚活に取り組んでも、実りを得られず疲弊してしまうのはなぜか?「良縁にめぐりあえなかった」と言われればそれまでですが、カウンセラーの私の視点からは、もっと深い課題が潜んでいるように思います。その課題とは、大きく分けて2つ。1つは、「自分から男性に『安心』を与えられるか」どうか、もう1つは「男性との間に『親密な関係』を築けるか」どうか、という課題です。
自分から男性に「安心」を与えていますか?
「安心」は一方的に求めるものではなく、与えあうもの
多くの女性は、生活の「安心」を求めて結婚を考えますが、実はそれは男性も同じです。先行き不安な世の中ですから、結婚してパートナーと支え合って生活することで、経済的、精神的な安心を得たいと願っています。女性にも、今までの人生で築いてきたたくさんの内的リソース(豊かな感情、教養、能力、経験など)があるのですから、それを生かして、男性にたくさんの安心を与えてあげられるはずです。
こうして、パートナーと協力し合いながら「安心の共同体」を作っていくことが結婚生活です。まずは、「私の安心」ばかりを求めて婚活に臨んでいなかったかどうか、よく振り返ってみましょう。