住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年5月)

2014年5月の住宅ローン金利は10年固定で一部金利が下がりましたが、その他の金利タイプは先月からほとんど動きがありませんでした。ただし、フラット35の金利は0.2%下がり、過去最低金利を更新しました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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今月は10年固定で一部の金融機関が0.05%程度金利を下げました。フラット35の金利は過去最低の1.73%となり、三菱東京UFJ銀行では長期固定で金利引き下げのキャンペーンが始まっています。変動金利型には大きな動きは見られませんでした。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型はほぼ動きなし

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。
<主な金融機関の変動金利型> ※2014年5月5日時点
201405hendo

変動金利型の金利は動きがありませんでした。1%を切ったものが主流になっています。


変動金利型については、今月は動きはなく先月から横ばいです。ソニー銀行の「変動セレクト」が0.599%、住信SBIネット銀行の「Mr.住宅ローン」が0.65%、楽天銀行が0.706%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は一部で先月より引下げ

10 年固定については、横ばいが多い中、0.05%程度低くなったところもありました。住信SBIネット銀行は0.02%引き下げ、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行では0.05%下がりました。当初固定期間の引下げ幅が大きいタイプで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.10%、三菱UFJ信託銀行が1.13%と信託銀行の金利が低くなっています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年5月5日時点
201405kotei10

10年固定の金利は一部で引き下げられました。金融機関によって金利差があるので比較が大切


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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