住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年7月)

2014年7月の住宅ローン金利は一部の金融機関で長期の固定金利が下がりました。フラット35は過去最低金利で3ヶ月間横ばいです。変動金利型ではキャンペーンとして金利を下げた商品が登場しました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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主な金融機関の7月の住宅ローン金利

今月は30年、35年などの長期固定で、0.05~0.1%の金利引き下げが見られました。先月から横ばいのところ、引き下げたところと動きがまちまちでした。フラット35の今月の金利は、先々月、先月の過去最低金利と同じです。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型は0.570%が登場

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年7月4日時点
201407hendo

変動金利型の金利はほぼ動きがありませんでしたが、イオン銀行でキャンペーン金利が登場。


変動金利型は、イオン銀行でキャンペーン金利として先月までより0.2%引き下げたものが登場しました。2014年末までの申し込みで2015年3月末までの借入分について適用されます。今月の金利は0.570%です。その他はほとんど動きはなく先月から横ばいです。ソニー銀行の「変動セレクト」が0.599%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンが0.65%、楽天銀行が0.705%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利はほぼ横ばい

10 年固定は先月からほぼ横ばいでしたが、三菱UFJ信託銀行が0.05%引き下げ当初固定期間の引き下げ幅が大きいタイプで1.08%になりました。次いで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.10%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンが1.16%、Mr.住宅ローンが1.18%と引き続き低い水準が続いています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年7月4日時点
201407kotei10

10年固定の金利は一部で引き下げられたものの、ほぼ横ばい。金融機関によって金利差があるので比較が大切


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。


全期間固定は次のページ
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