(C)Tomohiro Akutsu、Beytan Erkmen、Chantel Concei
ダンス、歌、演奏すべてが半端ないスキル
まるで劇場全体がダンスフロアのよう。1999年のイギリスでの初演以来、世界中で愛され、上演され続けている『バーン・ザ・フロア』。2002年の初来日時には、男女が組んで踊るカップルダンスってこんなに多彩で面白いんだ!って、肌で感じました。それから来日の度にチェックする、大好きな作品です。何せ、ワルツ、ルンバ、チャチャ、サンバ、ジャイブ、クイックステップ、リンディポップやディスコダンスなど、あらゆるスタイルが楽しめてしまう。それもナンバーによって、激しく情熱的だったり、優雅だったり、ポップだったり…。時折繰り広げられるアクロバティックな振りには、これってサーカスじゃないの?と驚かされたり。
歌と演奏がライブというのも嬉しい限り。それも、レベル高いです。ヴォーカリストは男女ひとりずつ。パワフルでうっとりする歌声で、ダンサーたちとヴォーカリストが一緒にパフォーマンスするシーンも多数。
そして、ダンサーたちが皆カッコいい!ほれぼれする筋肉&肉体美!鍛えている人たちは実に美しい。人間の根源的なエネルギーを存分に味わえるというわけです。
東京公演初日を観劇しましたが、もう最高!の一言。カーテンコールには立ち上がってウキウキ踊ってしまいました。あのパフォーマンスを見たら、身体を動かさずにはいられなくなる。いやはや、ダンスって素晴らしい!
人気ペアのジェナ・グレンジャー(女性)&サント・コスタ(男性)に話を伺いました。