イタリア/イタリアのグルメ・ワイン・レストラン

イタリアで美味しいバールの見つけ方(2ページ目)

エスプレッソの本場イタリア。せっかくイタリアに行くなら、美味しいエスプレッソを飲んでみたい!バールのチェックポイントと、エスプレッソの味わいのコツ、カフェイン量などをご紹介します。

岩田 デノーラ 砂和子

執筆者:岩田 デノーラ 砂和子

イタリアガイド

どんなエスプレッソが美味しいの?

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「クレマ」が覆う表面。これもチェックポイントのひとつ

出来上がったコーヒーの表面を、「クレマ」(細かいクリーム状の気泡)が覆っているかどうかは大事なポイント。この「クレマ」もエスプレッソの味わいのひとつなのです。新鮮でクオリティの高い豆を使い、正しい抽出方法がされていれば、きめの細かいクレマを楽しむことができます。

そして、エスプレッソコーヒーをひと口含んだら、まず舌と上あごでその食感を感じてみます。サラつかず、サラッとしているかどうか。ザラつきが残るのであれば、エスプレッソマシーンに使用済みコーヒーが残っていたり、品質のよくない豆を使っているなどが考えられます。

イタリアのエスプレッソのコーヒー豆には、主にアラビカ種とロブスト種が使われており、混合割合は各メーカーによって異なりますが、メインはアラビカ種となります。その特徴は、独特な酸味。気品のある花やリンゴなど、フレッシュな酸味を感じられれば、それは豆が新鮮な証拠。もし苦さや雑味を感じるのであれば、きちんと焙煎されていないか、豆のクオリティが低いか。となります。

飲むタイミング、気になるカフェイン量は?

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イタリア人の飲み方・回数もいろいろ

エスプレッソに含有されるカフェインは、一般的に70~80ミリグラムと言われています。ドリップ式のコーヒーは約100ミリグラム、紅茶・緑茶は約30ミリグラム。人それぞれ耐性が異なりますので、イタリアでも1日に10杯以上飲んでも大丈夫!なんて人もいれば、なかには、朝1杯だけで十分な人や、眠れなくなるから午後15時以降は飲まないとしている人など、いろいろです。

また、カフェインレス「デカフェイナート」のエスプレッソも、たいていのバールで用意しています。カフェインの摂り過ぎが気になる場合は、デカフェイナートのエスプレッソも選択肢に。

量も少なく、お値段も1ユーロ前後とあれば、旅行中にあちこちのバールで試してみる価値はありそうですが、体調と相談しながら。極上の一杯に出会えたら、それだけでも旅の良い思い出になるはずです!

各地のおすすめバールはこちらの記事も参考に!
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