どんなエスプレッソが美味しいの?
「クレマ」が覆う表面。これもチェックポイントのひとつ
そして、エスプレッソコーヒーをひと口含んだら、まず舌と上あごでその食感を感じてみます。サラつかず、サラッとしているかどうか。ザラつきが残るのであれば、エスプレッソマシーンに使用済みコーヒーが残っていたり、品質のよくない豆を使っているなどが考えられます。
イタリアのエスプレッソのコーヒー豆には、主にアラビカ種とロブスト種が使われており、混合割合は各メーカーによって異なりますが、メインはアラビカ種となります。その特徴は、独特な酸味。気品のある花やリンゴなど、フレッシュな酸味を感じられれば、それは豆が新鮮な証拠。もし苦さや雑味を感じるのであれば、きちんと焙煎されていないか、豆のクオリティが低いか。となります。
飲むタイミング、気になるカフェイン量は?
イタリア人の飲み方・回数もいろいろ
また、カフェインレス「デカフェイナート」のエスプレッソも、たいていのバールで用意しています。カフェインの摂り過ぎが気になる場合は、デカフェイナートのエスプレッソも選択肢に。
量も少なく、お値段も1ユーロ前後とあれば、旅行中にあちこちのバールで試してみる価値はありそうですが、体調と相談しながら。極上の一杯に出会えたら、それだけでも旅の良い思い出になるはずです!
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