アイルランド/アイルランド基本情報

アイルランドのエリアガイド

北海道とほぼ同じ大きさの島にいろいろな見どころがつまっているアイルランドを4つのエリアに分けて、その特徴と見どころをご紹介いたします。

執筆者:原 貴子

アイルランド旅行で地方ごとの魅力を満喫するには

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ダブリンのあるレンスター地方、アイルランド第二の都市コークのあるマンスター地方、西部の人気都市ゴールウェイで有名なコノハト地方、北アイルランド位置するアルスター地方の4つに分けることができる

限られた日程で遠く離れたアイルランドに旅行に行く場合、気になるスポットはもれなく訪れたいですよね。今回は、北海道とほぼ同等の大きさのアイルランド島を4つのエリアに分けて、それぞれの主要スポットと特徴、旅程を決める際のちょっとしたコツをご紹介しますので、地方ごとの魅力を満喫する旅行プランの参考にどうぞ!

首都ダブリンのあるレンスター地方は、日本から来るほとんどの方が飛行機で最初に降り立つエリアなので、おのずと立ち寄ることに。そのため、1~2週間程度の旅行であれば、レンスター地方+その地方を1つまたは2つ程度訪れるのがアイルランド旅行の定番と言えます。

コノハト地方の都市ゴールウェイは、都市自体の魅力、その周辺スポットへのアクセスの良さに加え、ダブリンからの列車やバスの本数が多いことから年間を通して訪れる人の多い都市。北アイルランドのあるアルスター地方、ケリーやキラーニーなど、風光明媚なエリアが多いマンスター地方もそれぞれ人気があり、どの地方も甲乙つけがたい魅力にあふれています。どうしても見たいスポットや旅の目的にあわせて、訪れるエリアを絞ることからまずははじめましょう。

レンスター地方

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レンスター地方にある世界遺産の一部ニューグレンジの内部。写真提供:アイルランド観光庁

この地方の最大の魅力はなんと言っても、定番から最新の観光名所が集中する首都ダブリンを満喫しつつ、そこから少し足を伸ばせば初期キリスト教やケルトの遺跡、さらにその前にさかのぼる先史時代の遺跡にもトリップできること。日本からアイルランドに来る場合、ほとんどの方はダブリン空港から入国することになるので、まずはこの地方で見たいスポットを押えましょう。

ダブリンからのオプショナルツアーもいろいろ>>>森と湖に囲まれたグレンダロッホダブリンから遺跡へのデイトリップ

首都郊外の遺跡などのスポットはダブリンのツーリストインフォメーションで簡単に申し込めるバスツアーで訪れるのがおすすめです。

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キルケニー城。Tourism Ireland

そのほか、レンスター地方にはアイルランドと聞いてすぐに思い浮かぶような古城も点在します。ダブリンから日帰りで行くなら近郊にあるマラハイドキャッスル、一泊二日ほどの時間の余裕があるならダブリンからバスまたは列車で2時間ほどでアクセスできるキルケニーまで行き、中世の雰囲気の残る町並みや広大なキルケニー城を満喫してみてはいかがでしょう。

そのほかダブリンから20~30分ほどDART(列車)に乗ってふらりと訪れることのできる海辺の街ホウスやブレイをのんびり歩くのもおすすめです。

地方都市への足、バスエーランの利用方法はこちら>>>バスに乗って気ままに地方へ

<DATA>
■Discover Ireland Centre Dublin Suffolk Street
(インフォメーションセンター)
住所:Suffolk Street, Dublin 2
営業時間:月~木9:00~17:30、日曜・バンクホリデー10:30~15:00
休館日:12月24・25日、1月1日

■Bus Eireann (バスエーランセントラルステーション)
住所:Store Street, Dublin1
営業時間(窓口):月~金曜9:00~17:00、土・日曜・バンクホリデー8:30~16:00
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