和風イタリアン/和風イタリアンのおつまみ

日本酒のコクと旨味が加わった和風サルティンボッカ

ローマの伝統料理であり、定番料理の1つであるサルティンボッカ。イタリア語で「口に飛び込む」という意味で、あまりにも美味しすぎてあっという間に食べてしまうことから名づけられたと言われています。生ハムと牛肉の生み出すハーモニーに加え、紫蘇の風味と日本酒のコクと旨味が加わって、美味しさが倍増。どこかなつかしい味で、お酒が進むこと間違いなしです。

青木 敦子

執筆者:青木 敦子

調味料ガイド

日本酒のコクと旨味が加わった和風サルティンボッカ

所要時間:20分

カテゴリー:サブのおかず煮込み

サルティンボッカ

イタリアでは、紫蘇ではなく、サルビア(セージ)を使い、白ワインを振り掛けて作られています。肉の臭み消しなどに良く使われ、イタリアではとてもポピュラーなハーブですが、中々日本ではまだ馴染みがないようです。

夏の暑い日にはスプマンテや白ワインと、今の時期にはヌオーボの赤ワインと合わせられたりするお料理なので、是非、ワインと一緒にお召し上がりください。

牛肉を軽く叩くことによって、肉の繊維が壊れて柔らかくなります。
牛肉は焼く直前に塩、胡椒をし小麦粉を茶こしなどを使って振り掛けたら、よく馴染ませ、余分な粉は払い落とすようにしましょう。
小麦粉をつけすぎたり、まぶしてから時間をおいてしまうと、ねっとりした食感になってしまい、美味しさが半減してしまいます。

牛肉をフライパンの中に入れて表面に血がにじんできたら、すぐにひっくり返し、紫蘇と生ハムをのせ、日本酒を振り掛けて、手早くお皿に盛り付けます。
あまり火を通し過ぎると牛肉が固くなってしまうので、注意しましょう。

和風イタリアンの材料(2人分)

サルティンボッカの材料
牛肉2枚 (薄切り肉)
小麦粉適量
オリーブオイル大さじ2杯
バター5g
しそ2枚
生ハム2枚
日本酒100ml  (A)
梅干1個 (A)
適量
こしょう適量
しいたけ適量 (飾り)
ベビーリーフ適量 (飾り)

和風イタリアンの作り方・手順

サルティンボッカの作り方

1

梅干しは種を取り除き、包丁でたたきます。<br />
梅干しは種を取り除き、包丁でたたきます。

2

牛肉は両面に塩、胡椒をし、茶漉しで小麦粉をまぶし、余分な粉ははたきます。<br />
(肉に厚みがあれば、1枚を半分に切って1枚ずつラップに挟み、更に薄くなるまで肉たたきでのばします)<br />
牛肉は両面に塩、胡椒をし、茶漉しで小麦粉をまぶし、余分な粉ははたきます。
(肉に厚みがあれば、1枚を半分に切って1枚ずつラップに挟み、更に薄くなるまで肉たたきでのばします)

3

フライパンにオリーブオイル、バターを加えて弱火で熱します。
フライパンにオリーブオイル、バターを加えて弱火で熱します。

4

2)を入れて焼き色が付くまで両面焼きます。
2)を入れて焼き色が付くまで両面焼きます。

5

Aをよく混ぜ合わせます。
Aをよく混ぜ合わせます。

6

4)の上にしそを1枚ずつのせ、その上に生ハムを1枚ずつのせます。(牛肉を半分に切った場合、生ハムも半分に切ります)
4)の上にしそを1枚ずつのせ、その上に生ハムを1枚ずつのせます。(牛肉を半分に切った場合、生ハムも半分に切ります)

7

5)を振りかけて、中火で約1分程度焼きます。
5)を振りかけて、中火で約1分程度焼きます。

8

牛肉を取り出して、トロミが付くまでソースを煮詰めます。
牛肉を取り出して、トロミが付くまでソースを煮詰めます。

9

お皿に盛りつけて、ベビーリーフ、ソテーした椎茸を添えます。
お皿に盛りつけて、ベビーリーフ、ソテーした椎茸を添えます。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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