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減塩ダイエットで17㎏痩せた成功体験…塩分を減らすコツ

「減塩ダイエット」「ダイエットには塩分を減らした方が良い」など、塩とダイエットの関係はよく話題にされますよね。塩分のとりすぎを周囲から注意されていた私が塩分を意識するようになって痩せた成功体験を踏まえ、塩分を減らすアイディアをご紹介します。

執筆者:村上 カナコ

塩分のとりすぎでむくむことが多いと、ダイエットは進みにくい

塩分摂取を抑えることがダイエットのコツ?

塩分摂取を抑えることがダイエットのコツ?

健康と塩分は関係ありそう。塩分を摂り過ぎるとむくむことはわかる。でもつい求めてしまう塩分。今回は、塩分とダイエットの関係をご紹介いたします。

お会いするたびにまぶたや身体がむくんでいて、見るからにダイエットが思うように進んでいない人を見ると、今より17kg太っていた昔のわたしを見るようです……。「あのスナック菓子をボリボリ食べたい」「ラーメンがどうしても食べたい」という考えが頭から離れない帰り道。悪いとわかっていながらも衝動にかられる塩分は手強い存在でもありました。

塩分は食欲を刺激し、全体的な食事量が増え、繰り返し摂りたくなりがちです。また、大食いすれば食事量に比例し塩分摂取量が多くなってしまいます。そこに飲酒がプラスされると、おつまみのチーズやお菓子・加工品、どれも塩分が高めのものばかり。また、アルコールの脱水作用と合わさることで、さらにむくむ状況となります。

対人ストレスを感じた後・仕事あがりに食の誘惑に勝てないという声をよく聞きます。その場合も、味付けの濃い・刺激の強いものを食べ過ぎ、自己嫌悪に陥っているというものがほとんどです。
   

塩分はダイエットによくないけれど、縛られすぎるとストレス増加

「身体に悪いよ」といわれて、「はい、そうですね」と止められたらなんて楽なことでしょう! 塩分の摂り過ぎで家族にも友人にも注意されっぱなしだったガイドが減らせたきっかけは、「体感で変化を実感したこと」です。次にご紹介する、体感のポイント例を参考に、きっかけを身体で経験してみませんか?
 

減塩ダイエットでむくみや脚のだるさが減った体感のポイント

お菓子類は、知らず知らずのうちに塩分も摂ってしまいます

お菓子類は、知らず知らずのうちに塩分も摂ってしまいます

■セルフマッサージの効果がわかった
むくんでからのマッサージは、効いているかどうかがわかりにくいです。むくんでいない状態のマッサージをすると、翌日のスッキリ感が違いました。脚痩せだけではなくダイエット全体の無駄な労力を減らすきっかけになりました。

■立ち仕事中の脚のだるさがなくなった
ブーツのキツさを阻止!

ブーツのキツさを阻止!

塩分が高いお菓子や加工品をよく摂っていたときは、立ち仕事中のふくらはぎのむくみやだるさがひどく、ストレッチや脚を高くして寝ても解決しませんでした。減らしてからは、異様なだるさを感じることはなくなりました。

■腰痛が減った
子供のころから腰をトントン叩くほどでしたが、塩分を減らして驚いたことは腰痛が減ったこと! ダイエットもスムーズに進み、一石二鳥に感じました。

この他にも、このような人には過剰な塩分(調味料の量)の見直しをおススメします。
・毎朝顔や手がむくんでいる
・運動しても効果が分からない
・冬はブーツのファスナーと格闘する機会が多い
・自分の情緒のアップダウンにうんざりしている
 

ちょっとの減塩の積み重ねが、気づけば大きな変化に繋がる

目玉焼きとハムに塩コショウで味付けし、さらに醤油やソースをかけ……ちょっとした塩分が積み重なれば結果として摂り過ぎになってしまいます。素材の味を生かして食べるように心掛ければ、既に味が付いているハムに味付けがいらないことに気が付き、サラダのドレッシング類を減らせるでしょう。次に、「やってよかった調味料の切り替え」ご紹介します。

やってよかった調味料の切り替え
■塩 → 海水を天日に干した(加熱処理をしていない)の塩
・少量の塩を使った味付けで十分満足できたことに驚き、無理なく替えられました。

■出汁・スープの素 → 鰹節・昆布・煮干しで出汁をとる
・はじめは物足りない気がしましたが、素材の味で満足できるようになりました。

■味噌 → 自家製「大豆・米・食塩」のみのもの
・過剰に味噌を使うことがなくなりました。

■醤油 → 原材料の表示が「大豆・小麦・食塩」のもの
・少量の味付けで済ませられるようになりました。

調味料を替えてから脚がむくまないことを実感し、「味付けに依存しない食生活」にすることができました。すると、食事量そのものが自然に減り、何を食べるか・どれくらい食べるかなど、食に対する我慢をしなくてもよくなり、下っ腹が凹み、イライラすることも減りました。

ちなみにお気に入り調味料は、『海のひびき』という塩。加熱処理をしていないものは、身体の調整や身体組織を作る上で必要なミネラルが失われにくいといわれています。味噌はマクロビオティックの先生自家製の頂き物。醤油は初めて美味しいと感じた八木澤商店さんの「大豆・小麦・食塩」だけのものです。
 

塩分を減らすコツ……のちのちより気分が良くなる方を選ぶ

今でもたまに濃い味が食べたい日はありますし、外食する機会は多いです。ただ、食べるとむくむため、その気分の悪さを面倒に思っています。嫌な気分を味方にしたら、度を越すことが自然に減りました。ですから、「のちのち、より気分が良くなる方」を選ぶことをおススメします。

いかがでしたか? すぐに生活習慣を変えられない人は、いきなり理想像100%をこなそうとして、やる前に挫折していることがあります。できる範囲から始めて、以前よりも罪悪感や劣等感が少ない生活に気長にチャレンジしていきましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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