スキンケア/紫外線・UVケア

春からの紫外線対策は、身体の中と外から!(3ページ目)

紫外線は光老化を起こし、シミ、シワの原因に! 美肌の大敵である紫外線、注意する季節は夏だけではありません。月別の紫外線量に着目しながら、確実な紫外線ケアを見直してみましょう。日々の積み重ねで、10年後、20年後の肌年齢に必ず差が現れます。

吉田 貴子

執筆者:吉田 貴子

スキンケアガイド

紫外線対策は、しっかり春から始めましょう!

1.防ぐ
紫外線(UV)防御にはさまざまなスキンケア製品がありますが、代表的なものは、「UVクリーム」と「UV防御ができるファンデーションや下地クリーム」等のスキンケア、メイクアップ製品です。    

危険なUVAから肌を守るには、「PA」という記号に注目。2013年1月からは、PA+
~++++(プラス~フォープラス)まで、表記が4段階になっています。選ぶ際には、++++のものがおすすめです。UVBから肌を守るには「SPF」という記号に注目。日本で販売されている商品の最高値はSPF50です。いずれも最高値の実力でも、塗ってから炎天下に出て汗をかいたり、衣服でこすれて取れたりするので、塗り直しは必要になります。

遮光率の高い日傘

日傘は色やデザインだけではなく、遮光率にも注目を。(ガイド私物)

また、紫外線対策として、日傘、サングラス、手袋なども必須アイテムです。日傘や手袋は、近年、遮光率の高い商品が出ています。サングラスは、目を守るだけではなく、下まぶたから頬の上部にかけての紫外線防御にも役立ちます。手袋は、ついつい日焼けしがちな手の甲の遮光に効果的です。

 
2.補う
紫外線により肌は、軽い火傷の状態になります。日頃からの水分補給=保湿は絶対といっていいほど必要です。方法としては、水分を定期的に飲むことと、スキンケアによる保湿になります。乾燥した環境では、湿度管理も必要です。潤った肌は、様々なトラブルも回避できます。

3.守る
春から夏の紫外線ケアでガイドがとくに注目しているのが、「アスタキサンチン」という成分です。この「アスタキサンチン」は、β‐カロテンと同じカロテノイドの一種で、赤橙色の色素です。エビ、カニなどの甲殻類、サケ、タイなどの魚類と海洋生物に多く存在します。この色素は、簡単にいうと「ストレスに強い成分」です。例えば、サケの卵であるイクラ。川の浅瀬で産卵された直後からDNAが紫外線で損傷されるのを防御しています。人体においても「アスタキサンチン」は、抗光老化物質として作用します。
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