スキンケア/紫外線・UVケア

春からの紫外線対策は、身体の中と外から!(2ページ目)

紫外線は光老化を起こし、シミ、シワの原因に! 美肌の大敵である紫外線、注意する季節は夏だけではありません。月別の紫外線量に着目しながら、確実な紫外線ケアを見直してみましょう。日々の積み重ねで、10年後、20年後の肌年齢に必ず差が現れます。

最大の問題は「光老化」

紫外線は健康な生活の友として、かつ同時に健康リスクの敵として、付き合いが必要です。

紫外線が引き起こす素肌や体内の過剰な加齢現象……これが『光老化』と呼ばれる現象です。シミだけではなく、シワの原因の多くは紫外線だということが分かっています。

UVAとUVB、1日の合計量・月比較

UVAとUVB、1日の合計量・月比較 出展:東海大学総合科学技術研究所 (※クリックで拡大します)

それでは、一年で一番紫外線が強い季節はいつでしょう。それは当然のことながら、答えは「夏」です。しかし、このグラフにあるように、実は4月から急激に紫外線量が多くなるのです。

 

「UVインデックス」を活用しよう!

紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すため、紫外線の強さを指標化したものに「UVインデックス」があります。オゾン層の破壊により、地上に到達する紫外線が増加していることから、世界保健機関(WHO)ではUVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。

気象庁では1時間毎に紫外線量を観測し、このUVインデックスをホームページ内で公開しています。毎正時の測定値を毎時30分頃、0~13の14段階で紫外線の強さを更新しています。 外出時にはこちら(http://www.jma.go.jp/jp/uv/)にアクセスをし、その日の紫外線をチェックするのはいかがですか。札幌、つくば、那覇と、3地点で計測されています。

UVインデックス(つくば)

2013年観測地つくば、UVインデックス (※)

それでは、実際のUVインデックスを見てみましょう。右のグラフは、2013年のつくばでの観測値です。夏の最高値を10とすると、春の4~5月ではすでに8近くまで上がっています。このグラフからも分かるように、早めから十分なケアが必要なのです。

 

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム