ダイエットに効果的!乾布摩擦の実践方法
今回ご紹介している乾布摩擦は、服を脱ぐ必要も、屋外で行う必要もありません。好きなときに室内の好きな場所で行ってください。特にオススメなのは、朝、入浴前、寝る前。これらは、血流が良くなることで目覚めがすっきりする、温浴効果が高まる、寝つきがよくなるなどの効果が得られます。
Slow&Softな乾布摩擦の実践方法
ダイエット&美肌に効果的な主なこすり方を紹介します。*『本当はスゴイ!乾布摩擦トレーニング』では、くまなく全身をこする方法を詳しく解説しています。
■ 胸
まずは心臓に近い胸からスタート。鎖骨に沿って、内側から外側へ向かって5回こすります。肩コリ・首コリの人は、この部分がこっていることが多いので、乾布摩擦で血流をよくして筋肉の緊張をほぐしましょう。
■ おなか
おなかの乾布摩擦は、腸のぜん動運動を活発にすることで便秘解消に役立ちます。時計回りに5回こすりましょう。
おなか全体があたたまることで、内臓の働きも活性化して代謝アップ→ダイエットにも役立ちます。
■ 背中
肩甲骨や首の辺りにある褐色脂肪細胞には、体温を上げて全身の代謝をよくする働きがあります。この褐色脂肪細胞を刺激することは、冷え改善やダイエット効果に期待がもてます。
背中にタオルをクロスさせ5回こすります。左右の手をもちかえて同様に。
■ 腕
二の腕の外側&内側を付け根から肘に向かって5回こすります。特に二の腕の後ろの筋肉(上腕三頭筋)は、日常生活では使う機会が少ないため衰えがちで、それが代謝低下、たるみ、むくみ、脂肪の蓄積などを招きます。
乾布摩擦で刺激をあたえ、積極的に血流をうながしましょう。
■ 手(指先)
指の側面をタオルで指先に向かって5回こすります。血流がよくなることで、冷えがちな指先をあたためることに役立ちます。
また、血色がよくなることで、キレイな指先をつくる効果も期待できます。
■ 太もも
セルライトが気になる太ももの裏は、タオルのを写真のように持ち、おしりの下からひざ裏にむかって5回こすります。
セルライトの原因は血流の悪化なので、乾布摩擦で血流をアップさせることでセルライトや脂肪の蓄積を防ぎます。
■ 足裏
タオルの中央あたり玉の結び目をつくり、そこに体重をかけます。足裏の場所を少しずつずらしながら5回踏み刺激します。
足裏には内臓の反射区が集中しているので、刺激を与えることで内臓が活性化し、冷え、むくみ、疲れの改善などに効果を発揮します。
その点、乾布摩擦は全身をこすってもたったの3分しかかからず、しかもタオル1枚あれば手軽に、どこでも、どなたでもできるので無理なく続けることが可能です。
継続すれば、むくみ改善・冷え改善・代謝アップ・美肌といった効果を実感して頂けるはずですので、夏を前に!今から!乾布摩擦習慣を取り入れてみてください!