石垣島の観光・旅行/八重山諸島

GWの八重山旅行(2ページ目)

日本国内にも、南の島から南の島へ、ビーチからビーチへ、という憧れのアイランドホッピングができる場所があるということご存知でしょうか? そんな南の島の旅が楽しめる八重山は、GWともなればもう夏です! 春も初夏も一気に飛び越えて、南の島の夏時間を過ごしに八重山の旅に出かけてみませんか?

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

プランA:石垣島滞在+オプションで離島の旅

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人気の牛車に揺られてわたる由布島。ツアーなら石垣島から日帰りで行くことが可能です (c)OCVB

基本的に石垣島に滞在し、石垣島を楽しみながら、ちょっとだけ離島にも足を伸ばすという滞在パターン。2泊3日の日程なら、中一日は日帰りのオプショナルツアーに参加して、西表島や竹富島観光やバラス島でのシュノーケリングを楽しむ、というのがおすすめです。竹富島観光だけなら、船便の本数も多く島内も自転車でまわることができるので、ツアーに参加する必要はないでしょう。

プランB:離島滞在型の旅

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離島で迎える朝の時間は究極のリラックス! 島時間を思いきり満喫できるのは泊まってからこそ

行きたい離島が決まっているなら、離島滞在型の旅がおすすめです。人気の波照間島はもちろんのこと、各島にはそれぞれ泊まってみなければ見ることのできない素晴らしい風景がたくさんあります。せっかくの島旅ですから、日程が許すなら1泊ではなく2泊することをおすすめします。特に、離島といえども石垣島よりも大きな西表島の場合は2泊でも全然足りません。

プランC:離島巡り型の旅

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離島ではどの島でもよくヤギの姿を見かけます。かわいい!と思っても、基本的には食用

個人的には八重山の旅の一番のおすすめは、やはり離島巡り。といっても船の運航都合で、離島から離島へ渡ることはできず、毎回一度石垣島へ戻り、そこから違う離島行きの船に乗る必要があるので、限られた日程でどこの島をどうまわるかは、毎回頭を悩ますところ。まずは一番行きたい島をメインに、プラスアルファで日程を組み立てるといいと思います。船の時間を間違えると大変なことになるので、必ず最新情報を確認することを忘れずに! 

旅の持ち物

この時期の八重山は、晴れていれば日中は夏ですが、朝夕は肌寒いこともあるので必ず長袖の服も持っていきましょう。必需品は日焼け止め、帽子、サングラス。初夏といえども、すでに陽射しは強烈です。曇りだからといって侮らずに、出かけるまえには必ずしっかりと日焼け止めを塗り、こまめに塗り直すことも忘れずに。すでに蚊もいるので、虫除けスプレーなども必要です。また、雨が降ることもあるので、レインコートや折りたたみ傘も持っておいたほうが安心です。

GW前後のイベント

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この時期八重山の島々を彩る花の美しいこと! 真っ白な大輪の花を咲かせるテッポウユリもシーズンを迎えます

毎年、この時期に八重山で開かれる音楽イベントがあります。ひとつは西表島の船浮で開かれる船浮音祭り。船浮は、西表島にありながら陸路がないため、西表島の白浜港からさらに船に乗らないとアクセスできない小さな集落で、人の手によって壊されていない海の美しさと島の自然が残る場所。船浮音祭りは、この集落出身のアーティスト池田卓さん主催の音楽祭で、今年で8回目を迎えます。

もうひとつは鳩間島音楽祭。西表島の北に浮かぶ、人口60人にも満たない小さな島で行なわれる、こちらも手作りの音楽祭。島のひとたちの唄や踊りの他、島外からのアーティストによるライブが楽しめます。この日ばかりは、石垣島からの定期便に加え、臨時便の船も運航され、小さな島は1000人を超える人で賑わいます。どちらのイベントも、娯楽の少ない島の人たちに音楽を楽しんで欲しいという気持ちでスタートしていますが、集落の素晴らしさを島外の人へと伝えるという点においても大きな意味をなすイベントとなっています。気になった人は、ぜひこの機械に訪れてみてはいかがでしょうか?

また、この時期の八重山はテッポウユリが満開! 特にテッポウユリ祭りといったものは開催されていませんが、石垣島の御神崎のテッポウユリは見応えありです!

船浮音祭り

開催日時:2014年4月19日(土) 12:00~14:00 雨天決行/入場無料
会場:沖縄県竹富町字西表船浮 かまどま広場
出演:池田卓・新川雅啓・金川哲也
ゲスト:アイモコ
司会:津波信一

■ 鳩間島音楽祭
開催日時:2014年5月3日
会場:鳩間島
鳩間島音楽祭実行委員会 0980-85-6374


GWの八重山の旅、いかがでしょうか? 同じ日本にあって、これほど南の島を満喫できる場所は他にはありません! 今年はちょっと無理……という人は、ぜひ頭の中にメモっておいて、次のGWを狙ってみてはいかがでしょうか?
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